" おふくろ "
監督 久松静児
出演 望月優子 *母
木村功 *息子
左幸子 *娘
宇野重吉 *伯父
宍戸錠 *功の学友
高田敏江 *幸子の学友
明石淳子 *幸子の学友
あらすじ、ネタバレ場面
体操大学の学生幸子
グランドの直ぐ横に住む優子は幸子の母
優子の息子功は 遠い遠い所へ行っちゃった
優子は寂しくて泣く
*
*
幸子は17歳の高校生 兄功22歳(大学4年)と喧嘩が絶えない
功は仙台の銀行就職が内定している
仙台は遠い 母優子は行って欲しくない
幸子の友人淳子 功の学友関の妹
関の父はお金持ちだから関は大学に残る
関の父は東京の新聞社に勤めている
幸子は功にその新聞社に就職して欲しいが
採用されるのは 難しい
兎に角
何処かに就職しないと家計が保たない
幸子の友人敏江
功に思いを寄せる
伯父重吉が12年振りに九州から来る
優子の12年前に死んだ夫の 九州の実家に買い手がついた
重吉は一晩泊まって帰る
功は宗像家で家庭教師をしている
宗像夫人が子供を連れて優子家に挨拶に来る
子供が中学に合格した
母優子は功は家庭教師をしていたと初めて知る
しかも 足掛け3年も
宗像家とは家族のように仲良くなったとか
功が仙台へ行くのを決めたのも初めて知る
母優子 ショック
落ち込む
幸子のを寄宿舎に入れ 功と一緒に仙台に行く と勝手に決める
功は承知せず
功は体調を崩す
寝込む
入院
御他界(風邪をこじらせて肺炎?)
功は母優子たちには何も言わず
1年も前から生命保険に入っていた
家庭教師で稼いだお金で保険料を払っていた
受取額は ¥300,000
死ぬのが分かってた??
*
*
そんな訳で
優子の息子功は 遠い遠い所へ行っちゃった
幸子は体操の先生になりたくて 体操大学に入った
母優子は20年も住み慣れた家を売り払い
大学の横に間借りした
功の学友宍戸は 週に1度 線香を上げに来る
優子は 息子功の服を宍戸に着せる
優子は息子功を思い出して泣く
宍戸は もらい泣き
幸子も もらい泣き
終
女で一つ
苦労して
自慢の息子を育てたけれど
子供は親の脛をかじって育ち
いつか1人立ちして
親離れする
親離れしてもらはなければ困るが
その暁には
親は子供の脛をかじる権利がある??
喫茶店のコーヒー一杯が50円
物価は今の1/10くらい?
1955年 日本映画 98分
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