8月18日
大天井岳を目指し 今日は燕岳へ
06:10
カミさんと我が家を出発
電車で穂高駅へ
穂高駅前から中房温泉行きバス乗る
06:40
中房温泉行きバス発車
06:28
定刻より少し早く中房温泉に到着
登山口(標高1462m)は目の前
僕は中学1年生以来47年振りの燕登山
かみさんは初めて
小雨
雨具を着る人 着ない人半々
迷う
迷った末 雨具を着て
07:56
登山口を出発
この登山道は
ほぼ全域が急登
初っ端から急登
息が切れる
迷った末に雨具を着たが
時々陽も差す
暑い
雨で濡れなくても 汗でぐしょぐしょ
雨具を脱ぐか どうしようか
迷ってるうちに
08:33
第一ベンチ到着(標高1675m)
休憩にはちょっと早いが
ここは休むと決めていたので休憩
ゆっくり休んで
08:49
出発
やっぱり急登(登山道は整備されている)
荷揚げ用のケーブルをくぐっら1分程で
09:18
第二ベンチ到着(標高1849m)
登山計画を立てる時は 1時間歩いて10分休む
を基本としている
なので
ここは休まず第三ベンチまで行く
つまりだったが
疲れたので休憩
小雨は止みそうなので雨具を脱ぐ
09:38
出発
この辺りから尾根道になる
尾根道になっても急登(登山道は整備されている)
一旦止んだ小雨が また降ってくる
10:09
第三ベンチ到着(標高2000m)
もちろん休憩
これ以降
ベンチがあったら必ず休む 事に決定
10:21
出発
ここからが特に急登と本にあるが
ここまでも急登
ここからも同じ急登(登山道)は整備されている)
写真を撮るのが僕なのでかみさんばっかり写っている
10:58
富士見ベンチ到着(標高2240)
晴れていれば富士山まで見える
らしいが 小雨が降ったり止んだり
景色は何も見えず
11:11
出発
なんだかんだのヘロヘロで
休憩時間は計画よりもかなり長くなっているが
歩いている時間は ここまで 全部計画内
自分なりに順調
僕の計画では
合戦小山まで後6分
の
11:34
合戦小山まで あと10分の標識
ちょっとショック
そこから7分
11:41
合戦小山まで あと5分の標識
また少しショック
そこから6分
11:47
何はともあれ合戦小屋到着(標高2380m)
合戦小山の地名の由来は
有明山に住む八面大王と坂上田村麻呂が何とか
詳しくは看板を読んで
ここで昼食
夏ならスイカが名物だが
この時期スイカはもう終わり
僕は山菜うどん(900円) かみさんは豚汁(600円)
疲れていて
現物の写真を撮るのを思い出した時は食べ終わっていた
この悪天候の今日
登ってる人達の感想は
土砂降りじゃなく良かったね
登山家は前向き
人気コースなのに
超スローペースの僕らが
ここまで誰にも抜かれてない
上から降りて来る人とのすれ違いもない
これは悪天候の効用?
疲れた体をゆっくり休めて
12:26
出発
12:46
合戦沢の頭到着(標高2488m)
20分しか歩いてないけど休憩
天気が良ければ
大天井岳や槍ケ岳が見えるらしいが
小雨で霧 景色は何も見えず
今の時期
この辺りはもう紅葉のピーク
燕岳登山道の中で
もっとも紅葉が早いのがこの辺り
で
今がピーク
奥に霞むのが燕岳の稜線
まだ遠い
12:56
出発
紅葉の中を歩く
ここからなだらかな道になる
と 本には書いてあるが それ程なだらかでもない
30分程歩いて 森林限界を超え
疲れを感じ始めた頃
13:32
ベンチ発見
休憩
この登山道は登山者の気持ちがわかってる
13:39
出発
相変わらずの急登(登山道は整備されている)
相変わらずの小雨の霧の中
僕の計画では燕山荘まで 後14分
だけど
遠くに霞む燕の稜線はまだ遠い
13:51
僕の計画では燕山荘到着まで 後2分
突然
燕山荘発見
近い
元気が出る
13:56
ようやく稜線に到着
13:57
本日の宿泊地 47年振りの燕山荘到着(標高2712m)
晴れていれば槍ケ岳が近くに見えるはず
でも小雨の霧の中
景色は何も見えない
ここのコースタイムは4時間と言われている
僕らも歩いてる時間だけなら4時間4分で まずまず
でも
休憩時間が異常に長く
トータルでは6時間かかってる
チェックイン
コロナ対策で 山小屋はどこも定員を半数に減らしているため
一泊二食が1万円から 1万3千円に値上げしている
でも
燕山荘は “県民支え合い 信州割SPECIAL”加盟施設
県内に住む同居家族は5千円引きで 8千円
おまけに2千円のクーポン券が付いてる
燕山荘は今年が100周年
記念に宿泊客 全員にバンダナをプレゼント中
燕山荘は定員650人のマンモス山小屋
迷子になりそうなほど広い
今日の部屋は蚕部屋の一画
通常 定員6人の区画を
コロナ禍で3人に減らし
尚且つ 今日はかみさんと2人のみ
カーテンを閉めれば ほぼ個室
館内はマスク着用が義務化されているが
部屋の中ならマスクも外せる
荷物も広げ放題
着替えも楽
快適
さて
当初の予定は
一休みして燕岳山頂を往復
のはずだったが
雨止まず
寧ろ激しくなってる
山頂往復は明朝に延期
雨と汗で濡れた服は乾燥室で乾かす
燕山荘は乾燥室があちこちにあって
どこの部屋からも近いので便利
山頂往復を諦めたので
時間はたっぷりある
喫茶室で生ビールを飲んだり ぐだぐた
クーポン券を使ってただ
5:00
夕食
食事中 赤沼オーナーの
燕岳の魅力とか 登山中の事故回避の方法とかの話
誰でも標高2,000mを超えると
体が高山に慣れず疲れやすくなるらしい
特に今年は
去年コロナ禍で 山小屋泊をしなかった登山家が
久しぶりに山に来て 事故ほ起こすケースが多い らしい
でも
山小屋で一晩寝ると体が慣れるので
明日は動き易いですよ
って 言葉を信じて
今日 僕がくたくたなのは当然 明日は別人?
最後にアルプホルンの演奏
部屋で
持って来た焼酎とつまみで ぐだぐだ
明日の好天を期待しつつ
8:30
消灯
大天井岳を経て常念小屋まで縦走
*
1日目
中房登山口〜燕山荘
距離 5.5km
累積標高差 +1250m
歩行時間 4時間4分
*
歩行時間(休憩含まず)
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