「 愛妻物語 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

 

  " 愛妻物語 "

 

監督 脚本 新藤兼人

出演 乙羽信子 *石川孝子

   宇野重吉 *新藤兼人

   大河内傳次郎

     殿山泰司 *お隣の安さん

 

 

  あらすじ、ネタバレ御免

 

 新藤兼人は映画の脚本を書いているシナリオライター

 シナリオを書き始めて十年余りになるが

 才能も貧しく まだ是といった作品を書いていない

 

 ***

石川孝子に結婚させてくれと頼む

そんな事言われても が猛反対している

新藤兼人に娘は諦めろと言い渡す

新藤石川に間借りしていたが追い出される

 

新藤(30歳)はアパートを借りる

孝子は家を出て アパートに一緒に住む

 

 こうして2人は

 昭和17年(1942年)の春 結婚する

 暗い戦争が日本全体を揺すぶっている時

 平和産業である映画には

 企業整備が行われた

 映画の製作本数は半減し

 撮影所には合併問題が持ち上がり

 新興キネマと日活撮影所の合併が決まる

 

新藤は新興キネマの美術部の研究生の卵

整理される組

 

 

新藤孝子と京都へ

興亜映画で溝口監督の脚本を書く

酷評される

 これはストーリーです 筋書きの程度

 シナリオになってない 芝居が全然書けてない

 こんな事じゃ駄目だ

 最初はからシナリオの勉強を し直しなさい

 

新藤は世界の戯曲を読みあさる

 

 

孝子が結核になる

1944年 死去

 

 

 

 

   

 

 

 

   新藤兼人(39歳)

   初監督作品

 

   下積み時代を描いた

   自伝的映画

 

 

   新藤兼人の脚本は

   1945年マキノ正博によって初めて映画化される

 

 

   この後

   100歳まで

   49本の映画を監督する

 

   脚本家としては

   250本以上が映画化された

 

 

 

     何事も

     諦めたら成らない

 

     諦めなければ

     成るかもしれない

     成らないかもしれない

     大失敗するかもしれない

     時によっては

     命を落とすかもしれない

 

 

 

 

1951年 日本映画 97分