" Strictly Ballroom "
監督 バズ・ラーマン
出演 ポール・マーキュリオ *スコット・ヘイスティングス
タラ・モーリス *フラン
ジーヤ・カリディス *リズ・ホルト
バリー・オットー *ダグ・ヘイスティングス
ソニア・クルーガー *ティナ・スパークル
あらすじ、ネタバレ御免
***
社交ダンスのワラタ 南部地区決勝大会
スコット・ヘイスティング チャンピオン
*
ダグ & シャーリー・ヘイスティング スコットの両親
曰く
スコットは何回も優勝している
それが悲劇を招いた
シャーリー・ヘイスティング 美容コンサルタント
曰く
バカげた行動は 卒業したと思ってた
まさか あの人の前でやるなんて
誰もが思ってたはず
パンバシフィック・アマチュア・ラテンで優勝するのは
スコットとリズだって
それが… あんなことに
ケン・レイリングスとパム・ショームも出場した
ケンは社交ダンス界の花形ダンサーだった
でもスコットは 明らかに彼を超えていた
レス・ケンダル スコットのコーチ
曰く
スコットとリズは ケンとパムに動きを妨害された
でも あれはダメだ
スコットは オリジナルの派手なステップを見せた
リズ・ホルト スコットのパートナー
曰く
スコットにリードされ 従うしかなかった
シャーリー・ヘイスティング 曰く
連盟会長のバリー・ファイフが見てた
バリー・ファイフ ダンス連盟会長
曰く
もちろん 振り付けは自由だが
それでは
勝てない
優勝は ケンとパム
リズはスコットとのペアを解消
3日後
パムが両脚を骨折
ケンはリズとペアを組む
フラン ダンス初心者
次の大会まで3週間
フランの熱意に負けて スコットはフランと2人で練習
彼女とペアを組むと決める
州大会
ティナ・スパークスと
10年 ペアを組んだネイサン・スターキーが引退を発表
スコットはフランとのペアで
パンパシフィック大会出場を目指す
が
フランの父がダンスに反対
フラン家はスペイン系
スコットはパソドブレを踊ってみせる
が笑われて終わり
フランの祖母はフランの味方
スコットにパソドブレの基本リズムを伝授
スコットの筋の良さにフランの父も彼を認める
シャーリー・ヘイステッングは息子スコットを
パンパシフィック大会で優勝させるのが長年の夢だった
お金も時間も労力も たっぷり掛けた
ティナとのペアを拒むスコットに激怒
フランの父は本格的にスコットにパソドブレを教える
バリー・ファイフ スコットに説いて曰く
スコットの父ダグ・ヘイスティングは
最高のダンサーになるはずの男だった 天才だった
ダグ バリー レスは昔からの仲間だった
ダグ&シャーリーは国内最高のペアだった
のに
いつしかダグは自由気ままに
即興で派手なステップを取り入れるようになった
それは 厳密には社交ダンスではない
パンパシフィック大会で勝てると信じていたが
結果は敗北
バリーペアが優勝
ダグ は二度と踊らないと誓い 抜け殻のようになった
スコットのパンパシフィック大会優勝は
ダグの願いでもある
もう一度リズと組んでダグの為に優勝してくれ
選択は君に任せる
スコットはリズと組んでパンバシフィック大会に出る
スタンダードのウィンナワルツ終了
スコットは初心者の部のフランを見つける
ダグ・ヘイスティングがスコットに曰く
バリーの話は嘘
ダグはパンバシフィックに出場していない
バリーが母シャーリーをレスと踊らせた
自分が優勝する為の作戦だった
今回の嘘はバリーの教え子ケンをティナと組ませ優勝させる為
スコットは
ラテンの部にフランとのペアで出場
パソドブレを踊る
観客を魅了
バリーは伴奏を中断させ
スコットペアの退場を命じる
スコットペアは会場の手拍子により
ダンスを再開
伴奏も戻る
スコット&フランのダンスに会場拍手喝采
会場はカオス
みんな勝ってに踊り出す
The End
バズ・ラーマンの監督デビュー作
勝つために踊るか
踊りたいように踊るか
踊る阿呆に
見る阿呆
同じ阿呆なら
踊ると疲れる
ビビリながら生きたなら
人生の楽しみの半分を失う
ビビらずに生きたなら
人生いつ終わるか分からない
ダンシング・ヒーローの邦題が
厳格な社交ダンス界の主役を
表すのに適切かは微妙
そもそも
ペアで踊るものだし
社交ダンスには
いくつも種目があるが
英国を中心に普及したインターナショナルスタイルは
スタンダード
スローワルツ
タンゴ
スローフォックストロット
クイックステップ
ウィンナワルツ
ラテン