" 記中道夛㐂次弥 "
督監 弘雅ノキマ
主演 片岡千恵蔵 遠山金四郎
杉狂児 鼠小僧次郎吉
配役 香川良介 遠山河内守
志村喬 河内守家来文太夫
原駒子 母お石
中野かほる 盗人お銀
比良夛恵子 旅芸人お雪
近松里子 旅芸人お蔦
悦ちゃん お雪の弟三郎
美ち奴 旅芸人頭お國
服部富子 大原女梯子賣
江戸日本橋
御用 御用
逃げる鼠小僧次郎吉(1797年 - 1832)
追う目明し伝七
*
芸者を挙げてどんちゃん騒ぎの遠山金四郎(1793 - 1855)
座敷の天井裏に隠れる鼠小僧次郎吉を見つける
鼠小僧は遠山に見逃してくれと頼む
巷では偽鼠小僧が出没し鼠小僧の評判を落としている
そいつを探し出すまで お縄を頂戴したかぁない
遠山金四郎は鼠小僧を逃す
鼠小僧は旅に出る
*
金四郎は 遠山景晋河内守(1764 - 1837)の養子
金四郎が養子入りした後 実子 金之助が生まれ
跡目相続問題で家庭は揉めている
遠山金四郎は旅に出る
*
遠山も鼠小僧も 峠の茶屋で休憩
以前 会った時は
鼠小僧は ほっかぶりしていたし
遠山は お面を被っていたので
あ互いに気づかない
その茶屋では
弥次さんと㐂夛さんも休憩中
遠山も鼠小僧も 笠を弥次 㐂夛のと間違える
鼠小僧の顔見知りの盗人お銀
弥次さんと夛㐂さんは有名人
遠山と鼠小僧は弥次さんと㐂夛さんに勘違いされる
これを機に 2人は道連れになる
遠山は弥次郎兵衛 鼠小僧は㐂夛八と名乗る
*
弥次郎兵衛(仮)と㐂夛八(仮)はお銀に財布を盗まれる
旅芝居の一座に 頼み込んで 置いてもらう
座員のお雪と弟三郎
新入りの役は 馬の足と決まってらい
座員お雪とお蔦がさらわれる
弥次郎兵衛(仮)と㐂夛八(仮)が助ける
お雪と三郎のおっかさんが近江彦根に居ると判明
弥次郎兵衛(仮)と㐂夛八(仮)が同行
お雪と三郎のおっかさんは近江彦根に居ない
中仙道の方へ越して行った
三条大橋
大原女梯子賣りと弥次さん
弥次郎兵衛(仮) 㐂夛八(仮) お雪 三郎 三条大橋に到着
弥次郎兵衛(仮)はここで別れる
半年後に㐂夛八(仮)と再会を約束
金四郎は叔父に会う
父河内守が重体と知り 急ぎ江戸へ帰る
*
金四郎は跡目を相続し南町奉行になり
今日は半年ぶりに㐂夛八(仮)と会う日
㐂夛八(仮)は大店の旦那
お雪 三郎は大店の厄介になっている
目明し伝七は鼠小僧の住まいを突き止める
遠山直々に采配をとり大捕物
逃げた㐂夛八(仮)は
日本橋で遠山弥次郎兵衛(仮)と再会 お縄になる
遠山直々に鼠小僧のお取調べ
の 途中で
目明し伝七を召し捕る
鼠小僧と見せかけ数々の殺人強盗を働きたる
地下室を取り調べ上げ 証拠は取り押さえての事
重刑に処す
次郎吉には
大罪人伝七召し捕りに対して お上を助け奉ったので
罪一等を減じ 江戸払いを申し付ける
次郎吉は江戸を立ち中仙道を旅する
弥次郎兵衛(仮) と再会
お雪 三郎もいる
弥次郎兵衛(仮) 㐂夛八(仮)は
お雪 三郎のおっかさんを探す
終
たまに 歌う
オペレッタ時代劇
弥次さん㐂夛さんは脇役
弥次さん㐂夛さんと間違われた
遠山金四郎と鼠小僧次郎吉が主役
江戸払いの罪って
地方の人には迷惑な
都民ファースト的裁き
1938年 日本映画 96分
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