「 ヘラクレス 」 | 0・・映画toほげほげ

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  " LE FATICHE DI ERCOLE "

            = ヘラクレスの苦労

 

監督 ピエトロ・フランチーシ

原作 アポローニオス

出演 スティーヴ・リーヴス *ヘラクレス

   シルヴァ・コシナ   *イオレ

   ジャンナ・マリア・カナーレ

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

  ***

 神々の1人ヘラクレス その力は広大不滅  

 だが 彼が出会った人間たちは       

 短い命を投げ出してでも 知恵と正義を求める

 

 

テーベのヘラクレスは暴走する馬車から

めったにない美女を助ける

この美女はイオルコス王ペリアスの娘イオレ

ヘラクレスは これからイオルコスの王宮へ向かうところ

 

 

イオレが子供の頃

当時の王 伯父アイソンが殺された

アイソンの息子イアソン

王位の象徴“金の羊毛”は姿を消した

全て 近衛隊長ケイロンの仕業?

ペリアスの引き金との噂もある

 

ヘラクレスケイロンの弟子

ケイロンの無実を信じたい

 

ヘラクレスイオレイオルコスの王宮へ

 

ペリアス王の巫女

 汝ペリアス 片サンダルの男に注意せよ

 

ヘラクレスペリアス王から

息子イフィトスたちを鍛えるよう任じられる

 

ヘラクレスイフィトスの未熟さを指摘し恥をかかせる

 

 *

近くの谷にライオンが現れ 子供達だ襲われる

ヘラクレスが退治に行く

ヘラクレスに対抗心を燃やすイフィトスも退治に行く

ライオンに襲われ御他界

 

ペリアス王大いに嘆き怒る

ヘラクレスにクレタの牡牛退治を命じる

 

 *

ヘラクレスはクレタでどう猛な牡牛を退治する

ペリアスの元近衛隊長ケイロンと再会

アイソンの息子イアソンもいる

イアソンこそイオルコスの王位を継ぐべき人間

 

ケイロンは殺されそうになったイアソンを連れて

金の羊毛”を持って逃げた

金の羊毛”はコルキスに隠した

 

ケイロンは暗殺犯の名を言わず御他界

 

ヘラクレスイアソンイオルコスの王宮へ向かう

川を渡る際 イアソンはサンダルの片方を流す

 

ヘラクレスイアソンイオルコスの王宮に帰る

ペリアス王イアソンが本物だと信じぜず

片サンダルを見てたじろぐ

 

 

イアソンヘラクレスら勇士50人と

(ラエルテスの子オデュッセウスを含む)

金の羊毛”を探し アルゴ船に乗りコルキスへ向かう

アルゴ船に乗った勇士はアルゴナウタイと呼ばれる

 

 

アマゾーンの島に寄港

女王ジャンナ

食料を分けてもらい船に積む

長居し過ぎて殺されそうになる

難を逃れ出航

 

コルキスに到着

恐竜(ドラゴン?)出現 イアソンが追い払う

イアソンは“金の羊毛”を見つける

裏には 弟に殺された でも復讐はするな と

前王である父アイソンの言葉

 

 

アルゴ船イオルコスに到着

下船直前 “金の羊毛”が盗まれる

犯人はエウリュステウス

前王アイソン殺害を計画したのも彼

 

ヘラクレスエウリュステウスを殺害

ペリアス王は毒を飲み自害

 

イアソンは王になり

ヘラクレスイオレと結婚し船旅に出る

めでたし、めでたし

 

 

 

   

 

 

 

   イタリア産の

   史劇アクション映画ブームに火を付けた作品

 

   主役は俳優としては無名だった

   アメリカのボディビル・チャンピオン

 

 

   原作は“アルゴナウタイ”

   5,000年前に書かれた叙事詩

   原作の主役はイアソン

 

   神話の域を出ないけど

   史劇と呼んでいいの?

 

 

   イアソンは知名度が低いので

   それにヘラクレスを絡めて

   ヘラクレスを主役にした

 

   なので

   矛盾も生じている

 

 

     日本は

     神話が記されてから まだ1300年

     歴史の深さでは

     ギリシャに敵わない

 

 

 

 

1958年 イタリア映画 107分