「 さらばアフリカ 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

   " AFRICA ADDIO "

 

監督 グァルティエロ・ヤコペッティ

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

 古きアフリカは消滅した

 若者たちが羨望した広大な 狩猟と冒険の大地

 そんなアフリカは もう存在しない。

 何世紀にもわたって 存在し続けたアフリカは

 猛スピードの発展により 打ちのめされ 破壊された。

 変革は きれいごとでは済まない。

 今のアメリカも 何百万もの先住民や

 バイソンの屍の上に 建国された。

 新しいアフリカは 多くの白人とアラブ人の墓場

 そして何百万もの黒人と

 動物たちの骨の上に誕生した。

 カメラは現実を 冷酷に記録するにすぎない

 我々が目にした破壊や虐殺は

 新しいアフリカの一部である。

 その悲劇の元は何か

 それを判断するのは あなただ。

 

  ***

1963年 ケニアはUKから独立

植民地政府官邸は 黒人指導者に明け渡される

白人兵たちは国王の銃を黒人に託す

ケニア初の選挙は大混乱 民衆は選挙の何たるかを知らない

 

 *

緑豊かなケニアの高地 ホワイト・アイランド

白人によって 100年もの間 独占されてきた

白人の楽しみ狐狩り

でも アフリカに狐はいない

模擬狐を 黒人に引いて走らせる

 

 *

総督代理 裁判所

白人が黒人を裁く

弁護士はつかない

終身労働の刑とか 終身刑とか

即日即決

 

 *

1964年

5000人を殺し白人から土地を奪ったマウマウ団に恩赦

白人は引越しを始める

農園も売り出される

150人の白人が住んだ土地に 1万人の黒人が暮らす

 

 *

旧法が廃止されたが 新法はまだ施行されず

動物保護区を守る者は存在しない

密猟者にとっては 今が絶好のチャンス

しま馬狩り 象狩り

白人はヘリでお手軽ハンティング

アフリカ人は1万人の人海戦術

象でもかばでも 槍で倒す

 

 *

ザンベジ川流域にある野生動物協会の本部

若くて美しい女性が多数働くこの協会が

無法地帯の動物たちを守る

協会は密漁に対処するため 旧宗主国の軍に助けを求める

彼らは旧法に従い密漁者の取り締まりを行う

300頭分のこぞうの尻尾を押収

82tの象牙を押収

チーターやライオンの毛皮を2800枚押収

 

 *

1964年1月

アフリカ史上最悪の大量殺戮

ザンジバル王国で発生した革命で

5000〜12000のアラブ人が殺された

 

 *

アンゴラでは

ポルトガルからの独立戦争の真っ只中

 

 *

ルワンダの支配部族 ツチ族は

中国と手を組み 多数派のフツ族を攻撃

だが 試みは失敗し 報復が始まる

2ヵ月で1万8千人のツチ族が殺された

 

 *

1964年2月

ケニアに於ける旧法は失効

動物保護区での狩猟が再開

 

 *

ザンジバルの隣タンガニーカで抗争が起きる

アラブ人の大虐殺が行われる

ダルエスサラームは無政府状態

 

 *

カタンガ共和國ににチョンベが亡命から帰国

国の3/4はソ連の支援を受けた反中央政府派

2か月後 反逆者の本拠地は 白人傭兵の手に落ちる

1万2千人の黒人を殺害

チョンベ率いる反中央政府派の抵抗は続く

 

鎮圧した街からは

コンゴ兵が金品を略奪

 

 *

ボーア人は100年前に南アで世界一の金鉱を発見

だから南アの白人は金持ち

 

 *

株式市場は高騰し続け

鉱物関連株の注文が世界中から届く

 

 

 

   

 

 

 

   独立後のケニアを中心に

   アフリカの変化を記録したドキュメント

 

   ドキュメントではあるが

   実際には演出や やらせ

   も含まれ

   本当っぽい所も疑わしく見えて来る

   のが残念だが

   かなりの部分は 本物の映像に見える

 

  

 

 

1966年 イタリア映画 139分

 

 

   " AFRICA ADDIO "

 

監督 グァルティエロ・ヤコペッティ

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

 古きアフリカは消滅した

 若者たちが羨望した広大な 狩猟と冒険の大地

 そんなアフリカは もう存在しない。

 何世紀にもわたって 存在し続けたアフリカは

 猛スピードの発展により 打ちのめされ 破壊された。

 変革は きれいごとでは済まない。

 今のアメリカも 何百万もの先住民や

 バイソンの屍の上に 建国された。

 新しいアフリカは 多くの白人とアラブ人の墓場

 そして何百万もの黒人と

 動物たちの骨の上に誕生した。

 カメラは現実を 冷酷に記録するにすぎない

 我々が目にした破壊や虐殺は

 新しいアフリカの一部である。

 その悲劇の元は何か

 それを判断するのは あなただ。

 

  ***

1963年 ケニアはUKから独立

植民地政府官邸は 黒人指導者に明け渡される

白人兵たちは国王の銃を黒人に託す

ケニア初の選挙は大混乱 民衆は選挙の何たるかを知らない

 

 *

緑豊かなケニアの高地 ホワイト・アイランド

白人によって 100年もの間 独占されてきた

白人の楽しみ狐狩り

でも アフリカに狐はいない

模擬狐を 黒人に引いて走らせる

 

 *

総督代理 裁判所

白人が黒人を裁く

弁護士はつかない

終身労働の刑とか 終身刑とか

即日即決

 

 *

1964年

5000人を殺し白人から土地を奪ったマウマウ団に恩赦

白人は引越しを始める

農園も売り出される

150人の白人が住んだ土地に 1万人の黒人が暮らす

 

 *

旧法が廃止されたが 新法はまだ施行されず

動物保護区を守る者は存在しない

密猟者にとっては 今が絶好のチャンス

しま馬狩り 象狩り

白人はヘリでお手軽ハンティング

アフリカ人は1万人の人海戦術

象でもかばでも 槍で倒す

 

 *

ザンベジ川流域にある野生動物協会の本部

若くて美しい女性が多数働くこの協会が

無法地帯の動物たちを守る

協会は密漁に対処するため 旧宗主国の軍に助けを求める

彼らは旧法に従い密漁者の取り締まりを行う

300頭分のこぞうの尻尾を押収

82tの象牙を押収

チーターやライオンの毛皮を2800枚押収

 

 *

1964年1月

アフリカ史上最悪の大量殺戮

ザンジバル王国で発生した革命で

5000〜12000のアラブ人が殺された

 

 *

アンゴラでは

ポルトガルからの独立戦争の真っ只中

 

 *

ルワンダの支配部族 ツチ族は

中国と手を組み 多数派のフツ族を攻撃

だが 試みは失敗し 報復が始まる

2ヵ月で1万8千人のツチ族が殺された

 

 *

1964年2月

ケニアに於ける旧法は失効

動物保護区での狩猟が再開

 

 *

ザンジバルの隣タンガニーカで抗争が起きる

アラブ人の大虐殺が行われる

ダルエスサラームは無政府状態

 

 *

カタンガ共和國ににチョンベが亡命から帰国

国の3/4はソ連の支援を受けた反中央政府派

2か月後 反逆者の本拠地は 白人傭兵の手に落ちる

1万2千人の黒人を殺害

チョンベ率いる反中央政府派の抵抗は続く

 

鎮圧した街からは

コンゴ兵が金品を略奪

 

 *

ボーア人は100年前に南アで世界一の金鉱を発見

だから南アの白人は金持ち

 

 *

株式市場は高騰し続け

鉱物関連株の注文が世界中から届く

 

 

 

   

 

 

 

   独立後のケニアを中心に

   アフリカの変化を記録したドキュメント

 

   ドキュメントではあるが

   実際には演出や やらせ

   も含まれ

   本当っぽい所も疑わしく見えて来る

   のが残念だが

   かなりの部分は 本物の映像に見える

 

  

 

 

1966年 イタリア映画 139分