" LE ROI DE COEUR "
= ハートの王様
監督 フィリップ・ド・ブロカ
音楽 ジョルジュ・ドルリュー
出演 アラン・ベイツ *プランピック二等兵
ミシェル・セロー *マルセル
ミシュリーヌ・プレール *野バラ婦人
デイジー司教
フランソワーズ・クリストフ *公爵夫人
アドルフォ・チェリ *マクビベンブルック大佐
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド *ヒナゲシ/コロンバイン
ジャン=クロード・ブリアリ *クローバー公爵
ゼラニウム将軍
***
1918年10月 第一次世界大戦末期
ドイツ劣勢により
解放間近の北フランスの小さな町での出来事
撤退を余儀なくされたドイツ軍は
去り際に
町に大きな時限爆弾を仕掛ける
爆破は真夜中の前
町も橋も木っ端微塵にするつもり
住人は逃げる
レジスタンスの理髪師が
スコットランド軍に無線で連絡
スコットランド軍は進軍を中止
しかし 作戦続行の為に橋は絶対に確保したい
誰かが町に潜入し時限爆弾を解除するしかない
それにはフランス語を話す奴がいい
フランス語を話すのは
伝書鳩の飼育係プランピック二等兵
マクビベンブルック大佐はプランピック二等兵に志願させる
理髪師から情報を得て時限爆弾を解除せよ
↑ 既に殺されてる
時限爆弾の解除の仕方なんか知らないけど
プランピック二等兵は1人で町に入る
ドイツ兵と出くわし逃げる
逃げ込んだ先は
置き去りにされた患者の残る精神病院
ドイツ兵が来る
患者にはクローバー公爵とかデイジー司教とか
プランピック二等兵は患者の振りをして
ハートの王様と名乗る
患者たちは王様と信じる
ドイツ兵は呆れて帰る
患者たちも病院から抜け出す
町には誰もいない
患者たちはなりたい自分になる
ありのままの自分になる
プランピック二等兵は住人が逃げたのを知らない
精神病患者が勝手気ままに
町でなりたい自分になったのを知らない
プランピック二等兵は理髪師に会う
理髪師になりたかった患者マルセルだけど
マルセルは将軍に会えと言う
プランピック二等兵はゼラニウム将軍に会う
別に将軍じゃなくても良かった患者だけど
娼館の野バラ婦人に出会う
ヒナゲシを紹介される
公爵夫人に出会う
みんな患者だけど
プランピック二等兵は王様として崇められる
戴冠式 ハートの王様万歳!
そんなことより爆弾を探さねば・・・
ドタバタ・コメディではあるが
熱狂的なファンを持つ
カルトの名作
世界は劇場
人生はお祭り
1966年 フランス映画 103分
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