" 偉大なる、しゅららぼん "
監督 水落豊
原作 万城目学
出演 濱田岳
岡田将生
深田恭子
大野いと
柏木ひなた
貫地谷しほり
佐野史郎
あらすじ、ネタバレ御免
竹生島
日出家の赤子の行く末を占う神事
赤子の手首に印が現れる
岳に続いて今年2人目
赤子は将生と名付けられる
時を同じくして
棗家にも御世継が生まれる
*
将生は15歳
彦根の日出本家の家 彦根城を尋ねる
日本最大にして最古の湖 琵琶湖
そこから授かりし特別な力を操る日出家と棗家
天平の古より
力で力を洗う両家の覇権争いは 熾烈を極め
時に琵琶湖を黒く染めた
時は流れ平成の世
その争いは末裔達によって 今も彦根の町で続いている
***
本家の長女恭子
特別なお方で誰〜も逆らえない
人の心の中を読む力がある
で 引き篭もりになった
将生は日出家の船頭源爺ぃの小舟で城内へ
当主の姪しほりが案内
九代目当主史郎に挨拶
日出一族は相手の精神を操る
将生は これから3年間修行
御世継岳にも挨拶
岳は生きる伝説 凄い力の持ち主
将生は岳と同じ高校へ入学
将生は岳の お供
同じクラスには棗家御世継広海
棗一族は相手の肉体を操る
力を使う時 すっごい騒音を出す
その音は 日出一族の力を持ってる人間だけにしか聞こえない
日出一族が力を使う時も すっごい騒音を出す
その音は 棗一族の力を持ってる人間だけにしか聞こえない
*
日出 棗両族とも琵琶湖を離れると 力を使えなくなる
なので 両家とも相手を琵琶湖周辺から追い出そうとしているが
力を持つもの同士には力が使えない
なので 未だに両家の決着がつかない
唯一力を持つものにも力が使えるのが恭子
岳が唯一逆らえない人間
*
棗広海に恋する同級生いと
速水校長の娘
先祖は彦根城の初代城主
いとは美術部
岳はいとの絵と彼女に惚れる
*
将生は修行開始
師匠はしほり 彼女は実は六代目師範
岳は力を嫌う 修行場に顔を出さない
*
岳は美術部に入る
が
いとは棗広海が好きだと知る
*
岳は将生を連れ棗の屋敷へ
棗広海の妹ひなた
岳は広海にこの町を出ようと誘う
岳は日出の家を継ぐつもりはない
この湖の周りだけで一生を終わらせるのは嫌
両家の世継ぎがいなくなれば戦も終わる
岳と将生は棗家に追い出される
*
速水校長が彦根城に来る
日出家の皆さんにこの町から48時間以内に
出て行ってもらいたい
日出家の存在はもはやこの地から望まれていない
速水校長は
史郎当主 の動きを指一本で止める
速水校長は日出と棗の両家の力を持つ
日出一族は会議
速水校長は
棗家でも同じことをした
その現場を広海の母が目撃
広海の母は棗家に嫁いだ普通の人間
普通の人間に棗家の力を知られると滅ぶ の言い伝えあり
広海は岳に頭を下げて
岳は恭子に頭を下げて
恭子は広海の母の記憶を消す
実は
岳は日出家の力がない
岳は生まれた時には強い力はあった
でも
5年毎に飲むべき御神水を
わざと飲まず 力は現れなくなった
岳はの持論は 力は美しくない
それを知っているのは恭子だけ
速水校長が来る
早く出てけ と迫る
恭子が追い返そうとするが力が効かない
日出将生が底力を発揮
棗広海も力を放つ
もの凄い音がする しゅららぼん
速水校長は逃げる
しゅららぼんが龍を呼び出した
日出一族の会議で城の明け渡しが決定
岳 将生 恭子 広海は速水校長と戦うと決める
恭子は龍に助けをお願いする
龍は琵琶湖の浜でもう1度しゅららぼんをやれと
日出将生と棗広海は恭子に向かって
しゅららぼん
琵琶湖の水が2つに割れる
湖底の道は竹生島に続き
将生と広海は そこから神水を持ち帰る
岳 将生 恭子 広海は
速水校長に会う
恭子は隙を突いて速水校長を眠らせ心を読む
速水校長には力が無い
裏で操っていたのは
日出家の船頭源爺ぃ
源爺ぃは元は信州の諏訪湖 その筋の人で
岳が飲まなかった神水を飲んで
日出家先代(八代目)への恨みを思い出した
それに
日出 棗両家が琵琶湖から離れるよう望んだのは
元々は岳
源爺ぃは岳に恨みは無い
日出 棗両家が琵琶湖から離れるよう望んだのは
棗を追い出すための岳の嘘だった
岳は神水を飲む
諏訪湖の人間が琵琶湖で勝手な真似をしおって
源爺ぃは龍の怒りを買い命を落とす
日出 棗両家当主は目を覚まさない
広海は棗家秘技 時逆回しを使う
しかし
秘技を使うと消えると言う言い伝えあり
源爺ぃの恨みは消え
岳と将生は同じ高校へ入学
棗家は消える
でも
完全には消えてないから大丈夫
めでたし、めでたし
因みに
しゅららは龍のゲップの音
ぼんは龍の屁の音
人間が賜った力など 所詮その程度のものじゃ
日出家の存在も
琵琶湖周辺に要らないような
歴史を変えるのは反則技だけど
平安の古より
居なくても良かったような
2014年 日本映画 114分
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