" I WANT TO LIVE ! "
監督 ロバート・ワイズ
原作 エドワｰド･モンゴメリｰ
出演 スーザン・ヘイワード *バーバラ・グレアム
ヴｧｰジニア・ヴィンセント *ペグ
あなたは真実の物語を目撃した。これは
私が書いた記事､新聞と雑誌の記事､裁判
記録、公式と非公式の往復書簡、調査報
告書、個人的なインタビｭｰ、ー そしてバ
ｰバ･グレアム自身の手紙に基づいている｡
エドワｰド･モンゴメリｰ
あらすじ、ネタバレ御免
バｰパラは売春で逮捕される
バｰパラの非行は少女期から 家出４回 放浪罪１回
感化院に２年入った後
売春行為で捕まったのは３回目
釈放後
窃盗をした知人に頼まれ
アリバイを偽証
偽証罪で１年の懲役
釈放後
無法者とつるんでイカサマ賭博
1953年 バｰパラは30歳
４回目の結婚でイカサマ賭博から足を洗う
相手はバーテンのヘンリｰ･グラハム
子供が産まれるも
ヘンリｰは賭けを止めず家計は火の車
３月
金に困ったバｰパラは犯罪仲間
エメｯト･パｰキンスとジｮン･サント
に会う
３人は逮捕される
３人は３月９日に起きたモナハン夫人撲殺事件の容疑者
先に捕まったキングが司法取引をし共犯者として３人の名を言った
バｰパラは事件への関与を否定
(実際は関与していた？)
警察は司法取引を持ちかけるもバｰパラは断る
バｰパラは収監される
“召喚状”を受け取る
大陪審に出廷せよ 罪状は“殺人罪”！
バｰパラは声を大にして殺人を否定
(家宅侵入には関与したが殺人には関与しなかった？)
バｰパラは殺人罪の囚人リタから
アリバイを偽証してくれる友人ベンを紹介される
バｰパラは偽証を頼む
モナハン事件の大陪審
司法取引したキングは検察側の証人として出廷
バｰパラも夫人殺害に加担したと証言
大陪審３日目
ベンが検察側の証人として出廷
彼は警察官
モナハン事件の特別事例を受けバｰパラに接触した
アリバイの偽証を頼まれたことを証言
警察に協力したリタは
執行猶予で仮釈放される
再審の申請は認められず
バｰパラは殺人罪で死刑を宣告され
カリフォルニアのサンクエンティン刑務所に送還される
バｰパラは最後の悪あがき
心理学と犯罪学の権威パｰムバｰクの精神鑑定を受ける
バｰパラは道徳基準がない
強迫観念的なうそつき
でも 肉体的な暴力は嫌悪してる？
殺人には 関与していないかも
でも
上訴は取り下げ
処刑は12月３日
延期申請
最高裁が処刑延期を認める
1955年６月２日
ガス室の準備
亜硫酸を準備
1955年６月３日
シアン化物鶏卵を準備
エアロック異常なし
10時の予定だった処刑は45分延期
更に45分延期され
11時30分
バｰパラをガス室の椅子に拘束し
シアン化物鶏卵を亜硫酸に浸し
バｰパラは青酸ガスを大量に吸い込んで
心肺停止
記者である私 エドワｰド･モンゴメリｰは
バｰパラの冤罪を晴らすべく 奔走しましたが
報われませんでした
残念
あなたは真実の物語を目撃した。これは
私が書いた記事､新聞と雑誌の記事､裁判
記録、公式と非公式の往復書簡、調査報
告書、個人的なインタビｭｰ、ー そしてバ
ｰバ･グレアム自身の手紙に基づいている｡
エドワｰド･モンゴメリｰ
エドワｰド･モンゴメリｰが書いた原作は
真実の物語 なのかもしれないし
そうでも ないかもしれないが
映画は
冤罪の悲劇を強調して
かなり脚色している らしく
死刑廃止運動の劇的で雄弁なプロパガンダ映画
と なっている
青酸ガスによる死刑は
ハイコストなので
元々 行なっていた州は少なく
現在は全米どこでも 行われていない
1958年 アメリカ映画 121分 制作費140万ドル
アカデミー賞 主演女優賞受賞
NY批評家協会賞 女優賞受賞
ゴールデン・グローブ 女優賞受賞
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