" 万引き家族 "
監督･脚本･編集 是枝裕和
音楽 細野晴臣
出演 リリー・フランキー
安藤サクラ
松岡茉優
片山萌美 *りん(じゅり)の母
松岡依都美
蒔田彩珠
柄本明
森口瑤子
高良健吾 *警察官
池脇千鶴 *警察官
樹木希林
スーパーに入って来た
少年翔太(11歳くらい)と父？フランキ
万引きする
***
２人は団地脇きで
寒さに震える少女を見つける
彼女はよくここにいる
フランキは少女を家に連れて変える
狭く 散らかった部屋
フランキの家族は 翔太の他に
母？希林 女房？サクラ 女房の妹？茉優
夕飯は万引きしたカップ麺
サクラはフランキに少女を早く帰して来いとせっつく
少女はゆり５歳
体は傷だらけ
*
フランキはサクラとゆりを返しに行く
団地の部屋の中では激しい夫婦喧嘩
妻の泣き叫ぶ声
私だって 産みたくて 産んだわけじゃないの！
サクラはゆりを返すのをやめる
*
早朝
マンションの谷間にポツンと残る平屋
そこが希林の家
フランキは日雇いの工事現場へ
申し訳程度に箒を動かすだけ
*
サクラはクリーニング工場のパート従業員
同僚の依都美
*
翔太は学校に行っていない
希林は表向き１人暮らし 年金は月６万
*
フランキがギプスを巻いて帰って来る
これで労災が下りる？
下りなかった
*
茉優は女子高生クラブ勤務
源氏名は彩珠
マジックミラーの前で
高校の制服や横乳の服を来た女性たちが
セクシーな動きをする
横乳の見える服はオプション3,000円
*
ゆりが来てから２ヶ月以上
児童相談員により行方不明の届け出が出される
その間 親は嘘をつき続け
捜索願は出していなかった
と ニュースが流れる
ゆりは本当の名はじゅりだった
サクラはりんと名をつけ家に置き続ける
*
駄菓子屋のオヤジ柄本は
翔太の万引きに気づいていたが見逃していた
が
りんが万引きするのを見て
妹にはさせるなと翔太を諭す
*
希林は別れた夫の命日に線香を挙げに行く
別れた夫の息子の嫁瑤子
別れた夫の息子の次女彩珠
別れた夫の息子の長女茉優は海外にいる？
希林は３万円貰って帰る
*
翔太は万引きに罪悪感を持ち始める
*
りん(じゅり)の所在が警察に知れる・・・
と 似た感じ
万引きを生業とする家族
と言うより
家族そのものが
万引きで出来上がったような家族
小さく弱い魚たちは
身を寄せ合って
虚栄を張る方法を学ぶ
社会は弱者の嘘を暴くのに躍起になり
暴いた後は弱者を見捨てる
2018年 日本映画 120分
カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
LA批評家協会賞 外国映画賞受賞
セザール賞 外国映画賞受賞
ブルーリボン賞 助演女優賞受賞
映画に登場する絵本
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