" 四月は君の嘘 "
監督 新城毅彦
原作 新川直司
出演 広瀬すず
山﨑賢人
石井杏奈
板谷由夏
檀れい
桜咲く春
音楽室のピアノで耳コピの楽譜を確認する有馬(22歳)
有馬の幼馴染杏奈(18歳) 家は隣
これでも2人は高校2年生
*
有馬の家に食事を作りに来た由夏(41歳)さん
単身赴任の有馬の父から頼まれた
由夏さんは有名なピアニスト
有馬のお母さんれいは こんなちっちゃな写真になっちゃった
お母さんは有馬のピアノの先生で
正確に弾く事を金科玉条としていた
*
公園でハモニカを吹くすず(18歳)
爽やかな風も吹く
有馬は盗撮
すずは杏奈の同級生でバイオリニスト
***
埼玉県川口市川口総合文化センターリリア
有馬は昔 ここで大失敗した
(ピアニストだったお母さんが亡くなった後に出たコンクールで)
有馬は神童と呼ばれた天才ピアニストだった
今日はバイオリンのコンクールの予選
すずも出場
テンポも強弱も出鱈目 譜面の指示を徹底的に無視
作曲家への冒涜
コンクールでは論外
けど面白い
スタンディングオベーション
*
有馬はあの失敗でピアノを止めた
集中するとピアノの音が聞こえなくなるから
これは天罰
そんなの関係ない
聴衆推薦で予選を通ったすずは
二次予選での伴奏を有馬に任命する
固辞する有馬を泣き落とす
高校(湘南)から会場(東京都立川市たましんRISURUホール)まで
50kmを自転車2人乗りで急行
(ちなみに自転車の2人乗りは2万円以下の罰金または科料)
二次予選 14番目に出場
有馬は途中で引けなくなり中断
でもすずに促され 仕切り直し
有馬は開き直る
どっちも滅茶苦茶
けど それが聴く者を惹き付ける
スタンディングオベーション
すずは落ちる
落ちたけど
ガラコンサートに招待された
(本当なら入賞しか出られない)
ついては また 伴奏を有馬に任命する
すずがガラコンで弾くと決めた曲は
フリッツ・クライスラーの「愛の悲しみ」
(この曲は有馬の母さんが一番好きだった曲)
*
ガラコン当日
すずは来ず
有馬がピアノソロ演奏
*
すずは入院した
手術を受ける(そんな時でも化粧は欠かさない)
死にたくないけど死ぬ
有馬はピアノコンクールに出場
すずの亡霊が現れバイオリンを弾く
漫画の実写映画化
暗くて卑屈で意固地で盗撮魔でなよなよしてるけど
モテモテ
ムカつく
大好きでした一生忘れないで下さい
って言われて死なれたら
生き残った方は辛い
暫く恋も出来ない
生き残った人の事を思うなら
死ぬ間際に告白しないで欲しい
後悔は天国に持ち込みたくない
自分が天国に行くと決めつけてる所が
らしい といえば らしいが
そうとは限らない
後悔を地獄に持ち込むのは
もっともっと辛い
地縛霊は 特定の場所に取り憑く霊
特定の人の纏わりつく霊では無い
マザコンと嘘つき女の
恋の物語り
いい話系にまとめてるけど
これをブスとブサイクでやっても
いい話系になるかは疑問
2016年 日本映画 122分
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