「 デトロイト 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " Detroit "

 

 キャスリン・グロー

出演 ジョン・イエガ

   ウィル・ールター

   アルジー・ミス

   ハンナ・リー

   ケイトリン・ィーヴァー

 

 

 第一次大戦前

 600万人のアフリカ系アメリカ人が大移動

 南部の綿畑を離れ

 仕事と人権を求め 北部を目指した。

 第二次大戦後、白人は郊外に移住し始め、

 都市部の人種分離区域から 金や仕事が消えた。

 60年代、人種間の 緊張は沸点に達した。

 ハーレム、フィラデルフア、ワッツ、ニューアークで

 暴動が起きた。

 デトロイトでは、アフリカ系アメリカ人は

 人口過密な居住区に 住まされ、

 暴力的な白人が そこを見回った。

 約束された差別のない機会均等は 幻影だった。

 変革は不可避。

 問題は それが いかに、と いつか。

 

 

  日曜日

 1967、7月23日

  暴動 1日目

 

 大衆酒場 "盲目の豚"

 無許可の深夜クラブ

酒を飲む アフリカ系アメリカ人

警官が踏み込む 客を全員逮捕

 

それを見ていたアフリカ系アメリカ人の野次馬が騒ぐ

騒ぎは商店からの略奪、放火に発展

暴動は 瞬く間に他ブロックにも拡散

 

  

  暴動 2日目 24日

 

 ジョン・コニャーズ(アフリカ系アメリカ人38歳)

 第1選挙区の下院議員

アフリカ系アメリカ人に冷静さを呼びかける

アフリカ系アメリカ人は聞く耳を持たず

 

立ち入り禁止となった街の西側の150ブロックにわたる区域は

破壊され戦場の如き有様

 

市長の要請により ミシガン州知事は州警察と州兵が出動させ

法を無視した騒乱行為に対抗する態勢を取る

  

 

  暴動 3日目 25日

 

略奪は治らず

パトロール中の白人警官ポルタは

逃げるアフリカ系アメリカ人の窃盗犯に対し

背後から発砲射殺

上司から注意を受け仕事に復帰

 

 *

警備会社勤務のアフリカ系アメリカ人ボイエガは

休日返上で食料品店の警備

 

 *

スミスが所属する地元出身の

アフリカ系アメリカ人コーラスグループは

レコード会社と契約をかけて音楽堂でのライブにのぞむ

暴動により中止

暴動の逮捕者は既に3200人以上 大半はニグロ

 

 

スミスとメンバーのフレッドは"アルジェ・モーテル"に泊まる

スミスとフレッドは白人女性ハンナとケイトをナンパ

 

"アルジェ・モーテル"のアフリカ系アメリカ人客が

音だけするおもちゃの銃でホテルの窓から警察を威嚇

 

警察はモーテルに突入

ポルタも突入

アフリカ系アメリカ人を背後から射殺

 

本物の銃があると思い込んででいるポルタと相棒は

宿泊者を暴力を以って尋問

ボイエガも様子を見に来る

尋問の過程で更に2人が死亡・・・

 

 

 

   

 

 

 

   1967年に起きたアルジェ・モーテル事件を描く

 

   事件勃発まで 1/3

   事件の描写が 1/3

   事件の顛末が 1/3

 

 

   監督は

   えせ反戦映画「 ハート・ロッカー 」

   強いアメリカ復活を呼びかけ

   アカデミー賞をいっぱい獲った

   キャスリン・ビグロー   

 

 

   アメリカの問題点のえぐり方としては

   「 ハート・ロッカー 」よりも 納得できる 

 

 

     クレジットが一番上のジョン・ボイエガ

     特別なことはしない

     役としてはいらない

     彼は登場しなくてもいいし

     むしろ

     彼の場面を省いて

     映画を短くした方がすっきりする

 

 

   そもそものきっかけは

   違法営業の酒場に対する取り締まりに対する

   不当な抗議からの大量略奪連鎖

 

   これじゃ黒人が信用されないのも仕方ない

   と、思わせる描き方は

   意図的か

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ映画 143分 制作費3,400万ドル