" THREE GENERATIONS "
監督 ゲイビー・デラル
出演 ナオミ・ワッツ
エル・ファニング *レイ
スーザン・サランドン
リンダ・エモンド
毎年誕生日に "男になれますように"と願う レイは
ママと祖母と 祖母の女友達のもと NYで育った
レイは普通を望む
***
レイは 母ナオミ、祖母スーザン、祖母の女友達リンダと
医師からホルモン療法の説明を受ける
まず 体重が増えてくる
お尻周りの脂肪が減って お腹に つき始める
顔や胸や腕に 体毛が増えてくる かなり早い段階で
乳房はなくならない 手術が必要
生理は減ってくる
レイは16歳なので ご両親の同意が必要
母ナオミは同意書をもらって帰る
*
祖母スーザンはレズビアンなら容認できる 自分もそうだから
ホルモン療法を急ぐのは疑問
レイは6ヶ月後に転校予定
その時は普通の男として転校したい
薬が効き出すのには3ヶ月かかる
*
同意書には両親のサインが必要
ナオミは娘?の父親(当時のボーイフレンド)と 何年も没交渉
どこにいるかも定かでない
養育費は振り込まれるので 生きてはいるはず
ナオミはボーイフレンドとセックスを楽しむ普通の女
いい歳(47歳)して と祖母に揶揄されるが
サオがある気持ちが分からない
ぶらぶら邪魔じゃないかしら
*
ナオミは当時のボーイフレンドに会う
当時のボーイフレンドはサインに応じない
ナオミは当時ボーイフレンドの弟とも寝てたし
実際のところ どっちが父親かも定かでないし・・・
レイはアバウト
性にもアバウト
心は男なのに 体は女
なんて いい方するのは
今時 無知な議員くらいだけど
僕の国語辞典にはアバウトの意味が
大ざっぱな としか載ってないし
原題にアバウトの文字がないので
英和辞典は引けないし
邦題の意味は
大ざっぱなレイ でよろしいのでしょうか
原題は " 三世代 "
娘?、母、祖母、の3人が主軸
16歳の本人には 決断というより必然
生まれた時から そうだから
逆に そうしない理由って何?
一番の決断を迫られるのは母親
悩む母親を描く
娘?のことだけじゃなく
諸々家族のことも含め
アバウトなのはレイよりも 母親
母親よりも祖母はもっとアバウトで
祖母の女友達もアバウトな人なので
深刻さは薄く 全体に明るくコメディ・タッチ
ひとの失敗で笑わないで!!
失敗は笑い飛ばすべきよ
エル・ファニング が男前
2017年 アメリカ映画 92分
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