" ザ・マジックアワー "
監督 三谷幸喜
出演 佐藤浩市
妻夫木聡
深津絵里
綾瀬はるか
西田敏行
小日向文世
寺島進
伊吹吾郎
浅野和之
鈴木京香
とある港町
ホテルにギャングが乗り込む
その2階の窓で煙草を吸う絵里は 妻夫木の恋人
ギャングが2人の部屋へなだれ込む
妻夫木は窓から逃げる
*
妻夫木はギャングに捕まり拷問を受ける
ボスが探す デラ冨樫(誰?)はまだ捕まらない
*
絵里はギャングのボス西田の愛人
ボスの女と寝た以上 妻夫木の命は無いも同然
浮気した絵里も 命は無いも同然
妻夫木はデラ冨樫(誰?)の友達だと
西田は デラ冨樫を連れて来れば全てを水に流す と
ただし5日以内に
*
妻夫木はクラブの支配人
はるかは従業員
妻夫木はデラ冨樫(誰?)に会ったことも無ければ見たことも無い
デラ冨樫は凄腕の殺し屋 らしい
素顔は誰も知らない 通称 "幻の殺し屋"
手がかりは西田から渡された
デラ冨樫かもしれないピンポケの写真だけ
バーテンダーの伊吹ははるかの父
*
デラ冨樫は見つからない
デラ冨樫は "幻の殺し屋"
だから 西田も顔を知らない
妻夫木は映画撮影と嘘をつき
殺し屋に見えて 一番売れてない俳優に
デラ冨樫を演じさせようと思いつく
その俳優は佐藤
***
佐藤は市川崑監督の映画に吹き替えで背中だけ出演
*
妻夫木は監督の振りをし佐藤を誘う
プロットも台本もない
簡単には乗って来ない
*
昔のハードボイルド映画「暗黒街の用心棒」
佐藤のお気に入り映画
*
佐藤はワンシーンの出演をもらう
主演に嫌われてボツ
*
佐藤は妻夫木の誘いを受ける
プロットも台本もない
マネージャー小日向は妻夫木を怪しむ
佐藤と同じホテルに滞在中の老紳士浅野
真実味を出すため妻夫木は
絵里にヒロインを演じるよう頼む
*
妻夫木は
何も知らず デラ冨樫を演じる佐藤を連れ 西田に会う・・・
マジックアワーとは
日没から完全に暗くなるまでの時間帯
映画では印象的なシーンの撮れる時間帯だが
刻々と暗くなるので撮影が難しい
これは純然たるコメディだ
幾つになっても
マジックアワーを待ち続ける
このまま くたばってたまるか
最後 うまくまとめて 笑える
2008年 日本映画 137分
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