「 野獣死すべし 」 | 0・・映画toほげほげ

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★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 野獣死すべし "

 

監督 村川透

原作 大藪春彦

出演 松田優作

   小林麻美

     根岸季衣

       吉岡ひとみ

       岡本麗

   室田日出男

   鹿賀丈史

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

松田(29歳)は捜査一課の岡田警部補を刺殺

銃を奪い

閉店後の秘密賭博場の暴力団員3名を射殺

多額の現金を奪う

 

 ***

松田は広いマンションの一室で優雅に暮らす

 

 *

東洋銀行預金係のひとみさん

松田は新しく口座を開く

 

 *

コンサートでクラシックを聴く社長秘書の麻美

隣の席に松田が座る

 

 *

のぞき部屋の女

松田が見に来る

 

 *

麻美はレコードを買いに行く

松田も買いに来る

 

捜査一課の室田松田の後を尾つけて来る

室田は刺殺された岡田警部補の部下

殺害現場近くで目撃された男が松田に似てる

 

 

松田は銀行強盗を計画する

死んだ目をした鹿賀を誘う

 

 

鹿賀の恋人季衣

銃の練習で鹿賀が射殺

 

 

麻美は銀行へ

松田鹿賀が銀行を襲撃

松田麻美を射殺

松田鹿賀は相当な金を奪い逃亡

 

 

松田は電車で室田と一緒になる

「リップヴァンウィンクル」の話をしてあげる

射殺する

車掌も射殺する

鹿賀と走行中の電車の窓から逃げる

 

廃墟に逃げ込む

子作りするカップルの男を殺す

女を鹿賀が陵辱する

松田鹿賀を射殺

 

コンサート会場に1人取り残された松田

会場を出たところを打たれる

 

 

 

   

 

 

 

   意味不明なラストで知られる作品

 

   東大出身のエリート戦場カメラマンは

   殺人をいっぱい見て

   殺人の魅力に取り憑かれ

   殺人を繰り返す

 

 

   松田優作が 自分のイメージで役作りし

   撮影前に10kg減量したら

   監督から 俺のイメージと違う と怒られた

 

   主役を

   原作とかけ離れた異常な人物に描いたため

   原作者は気分を害した

 

 

 

     野に住む獣は

     不必要な殺しをしない

     特に同種族を意味なく殺したりしない

 

     意味なく人を殺すのは

     どんな人間より人間らしい人間のみである

 

     人間は人間を殺すことで

     自分の中の獣を殺し

     真の人間になれる  

     野獣死すべし

 

 

 

 

 

1980年 日本映画 118分