「 人生劇場 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 人生劇場 "

 

監督 深作欣二 佐藤純彌 中島貞夫

原作 尾崎士郎

出演 永島敏行  *青成瓢吉

   松坂慶子  *お袖

    中井貴恵 *おとよ

      森下愛子

      叶和貴子 *おりん

   三船敏郎  *青成瓢太郎

   松方弘樹  *飛車角

   若山富三郎 *吉良常

 

  ***

 明治末期 三河国 吉良(吉良上野介が領主を務めたところ)

 

瓢吉は侠客吉良常に可愛がられた

 

青成瓢吉の生家は金持ちだったが

瓢吉が小学生の頃 父瓢太郎が病いがちになり没落した

 

吉良常は人を殺め刑務所に入る

 

 

 大正七年 早稲田大学寮祭

瓢吉も寮生

アルバイトに追われ鬱屈の日々を送り

大隈夫人銅像建立に反対

 

料亭で中居お袖と出逢った晩に寝る

お袖はうぶな童貞くんが好き

それから何度も死ぬほど寝る

 

学生運動で退学になる

学友が才女愛子を連れて来る

瓢吉は小説家を目指すがお袖の紐

 

 

吉良常が上海から吉良に帰って来る

瓢太郎を訪ねる

その晩 瓢太郎は自殺する

 

お袖が身を売って金を稼いでいると知った瓢吉

父が死んだと電報が来る

 

瓢吉は吉良に帰る

幼馴染のおりんが線香をあげに来る

 

瓢吉は東京に戻る

お袖は姿を消す

 

 

 横浜

侠客飛車角は女郎おとよと相思相愛

おとよに見受けの話が持ち上がる

おとよ飛車角と足抜けする

 

小金親分の世話になり2人は砂町(東京)で暮らす

 

おとよの足抜けもとが怖い貸元だったので

小金組と貸元が出入りになる

飛車角も加勢し貸元の親分を殺す

 

その間に

飛車角の兄弟分が飛車角に黙っておとよを売る
飛車角は兄弟分を刺し
警察に追われ
逃げ込んだ家で瓢吉

吉良から出て来た吉良常に助けられる・・・

 

 

 

   

 

 

 

   同名小説14回目の映画化


   1936 青春編
   1938 残侠篇      
   1952 青春編・愛欲編
   1953 残侠篇
   1954 望郷編
   1958 青春篇
   1961 青春篇
   1963 残侠篇
   1963 残侠篇
   1964 青春篇
   1964 残侠篇
   1968 残侠篇
   1972 青春編6回目・愛欲編2回目・残侠篇7回目

 

 

   小説 人生劇場は
   「青春篇」「愛慾篇」「残侠篇」

   「風雲篇」「離愁篇」「夢幻篇」「望郷篇」 の
   七篇からなるが(読んでないけど)

   今回(も)青春編7回目 愛欲編3回目 残侠編8回目を映画化

 

 

   前見たの(1968年版)とは微妙にストーリーが違う

   どっちが原作に忠実かは分からない

       (読んでないから)

 

 

     通っていた高校のあった松本市には

     人生劇場なるストリップ劇場があった

 

     田舎のストリップ劇場は

     盛りの過ぎたストリップ嬢のドサ回りの場で

     まさに人生劇場だった

 

 

 

   女がいて男がいる

   男がいて女がいる

 

   流れ流れて

   ゆっくり沈んでゆくだけ

 

 

 

 

 

1983年 日本映画 138分