" L'AVENIR "
= 未来
監督 ミア・ハンセン=ラヴ
出演 イザベル・ユペール
エディット・スコブ
サラ・ル・ピカール
船で島に渡るイザベル
家族と音楽家の墓を参る
***
数年後
夜中にイザベルは電話で起こされる
母エディトがパニック障害?
*
イザベルは高校教師
高校では政府に対する抗議活動の学生が通用口をふさぎ
(政府が年金を半減したのに対する抗議?)
学生の半数が欠席
イザベルの嘗ての教え子ファビアンが会いに来る
彼女の授業で哲学の面白さを知り
彼女の薦めで高等師範学校を卒業した
今は教職を辞めて執筆で収入を得ている
アナーキストみたいな活動もしている
*
イザベルは出版社に呼ばれる
イザベルの監修する哲学の教科書の売り上げが落ちている
もっと若者の受けるよう
明るく軽く改定したい告げられる
*
イザベルの夫も同じく哲学教師
独立した子供2人が来て4人で昼食
ファビアンも来る
夫は彼が気に入らない
*
イザベルの娘サラはパパの浮気に勘づき
ママか愛人かどちらか選ぶよう諭す
*
イザベルの母の鬱病? 痴呆?はどんどん悪くなる
死にたいとか死にそうとか
1日に何度も電話をかけてくる
無視するとすぐ救急車を呼ぶ
*
夫から好きな人がいる と告白される・・・
還暦近い幸せだった女性の生活が
変化してゆく様を描く
人生の転換期が津波のように押し寄せる
訪れるのは
明るい未来か
暗い未来か
でも
それもすぐ
過去になり
振り返ってみれば
意外と普通だったな
結局 苦悩も歓喜も
現在にしか存在できない
2016年 フランス映画 102分 制作費320万ドル
ベルリン国際映画祭 監督賞受賞
・