" A MONSTER CALLS "
監督 フアン・アントニオ・バヨナ
原作 パトリック・ネス
出演 シガニー・ウィーバー
フェリシティ・ジョーンズ
トビー・ケベル
リーアム・ニーソン as怪物
悪夢にうなされるコナー(12歳)
地割れ ママが飲み込まれる
***
1人で朝食を食べ学校へ
母はベッドの中
コナーは学校でイジめられている
コナー帰宅、母フリシテと2人暮らし
母が寝た夜中
古木の怪物がやって来る
怪物曰く
今度来た時は
3つの物語を聞かせる
そしたら お前が4つめを話す
その物語こそ真実
お前が隠している真実は
お前の悪夢
それが真実だ
夢だったかも
怖くなって母のベッドで眠る
母フリシテは薬をいっぱい飲む病気
祖母シガニが来る
シガニはコナーが父トビーと暮らすことを望む
フリシテはコナーの継母だし
夜中
古木の怪物が来る
地球の長老の話
敵をやっつけたり
竜を倒したり
古木が歩いたわけや
悪の王妃の最期の話
彼女が姿を消した理由
ここは豊かな王国だった
王妃が死んで王は再婚したが若い王妃は魔女だった
王が死に権力を欲した王妃は王子との結婚を望み
若い王子が恋をしていた農民の娘を殺した
農民たちは暴動を起こし王妃を殺そうとした
その時
古木が歩きだし王妃を遠くへ逃がした
農民の娘を殺したのは
王妃に濡れ衣を着せ追い出そうと企んだ
王子だった
*
母が入院
父トビーが来る
*
古木の怪物が来る
2つ目の物語
寛容さを持たなかった身勝手な男が
しっぺ返しを食らう話
150年前、産業革命の頃
町外れに頑固者の調剤師がいた
彼は癒しの古木を欲し
切らしてくれと牧師に乞う、、、
*
母の病状は悪化
コナーはイジめられ無視され
古木の怪物が来る
3つ目の物語
無視される少年の反撃の物語、、、
*
そして
4つ目はコナーが語る番
コナーが恐れる自分の本心・・・
子供向けファンタジーと
たかをくくっていたら
予想外に
オジさんの鑑賞にも耐える映画だった
人生も人間も
一筋縄ではいかない
いつも一生懸命なんて
嘘っぱちだ
よれたり曲がったり
介護が長期化すれば
愛する人にでも
長生きして欲しい気持ちと
そろそろ死んで欲しい気持ちが絡み合う
心の中で
怪物が呼んでいる
2016年 スペイン/アメリカ映画 108分 制作費4,300万ドル
ゴヤ賞 監督賞、作曲賞、撮影賞、編集賞、
プロダクション賞、メイキャップ&ヘアスタイル賞、
美術賞、音響賞、特殊効果賞受賞
ヨーロッパ映画賞 音響賞受賞
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