" CHANT D'HIVER "
= 冬の歌
監督 オタール・イオセリアーニ
出演 ピエール・エテックス
Sarah Brannens
Samantha Mialet
Fiona Monbet
トニー・ガトリフ
マチュー・アマルリック
カーチャ・ルーベ
***
中世
断頭台の点検をする２人の男
パイプを燻らす貴族が連れられて来る
野次馬おばさんたち大喜び
貴族は共和国を害した罪で首を落とされる
おばさんの１人が首を貰う
***
戦場
次々に撃たれる兵士
軍隊が民家を占拠
貴重品・食料を強奪
川で洗礼を受ける若い兵士
神父役の髭の老兵士
女に指輪を送る兵士
略奪品を手に手に
兵士たちは列車に乗り去る
*
現代
通行人の小物をひったくる少女団
髭の老人がロードローラーに惹かれてぺしゃんこ
ヴァイオニストの娘
娘のパパは警察署長
街の住人を望遠鏡で監視
貴族で博学のアパートの管理人
古書を収集しバズーカと交換
大酒飲みの人類学者
骸骨の収集が趣味
廃墟になった館と塔の持ち主の男爵
その塔が歴史的建造物に認定され
補修維持の金がない持ち主は出て行けと言われた
ガミガミ女と職人
管理人は不思議なドアを入る
街角でバッヂを売る男
ヴァイオニストに恋するひったくりの親分
こつこつ家を作る男
事故を起こした移民の女・・・
２つの時代を描く
最初の20分は
ほぼセリフがない
前の20分との明確な繋がりが分からないまま
突然 現代のパリになって
明確な繋がりの分からないまま
多数の人物が入れ替わり立ち代り登場する
登場人物は誰も名前で呼ばれず
この人たち誰？の疑問を引きづりながら
明確なストーリーもなく映画は進行し
特別な大団円もなく映画は終わる
これが
ノンシャランにして計算された世界 ？
2016年 フランス映画 121分
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