" the Hallelujah Trail "
監督 ジョン・スタージェス
音楽 エルマー・バーンスタイン
出演 バート・ランカスター
リー・レミック
パメラ・ティフィン
ドナルド・プレザンス
ブライアン・キース
冒頭3分、黒い画面に音楽
***
時は1867年(江戸264年/265)
南北戦争に終止符が打たれ
アメリカ・インディアンも征服した今
軍隊は西部の平和を守る 治安部隊へと様変わりした
アメリカ・インディアンたちは
平和条約に同意させられ 狭い居留地へと移動させられた
その見返りとして得たのは
善良な市民であると書かれた紙切れと中古のライフル
そんな冬の気配が押し寄せていた頃
後に"ウイスキー・ヒルの戦い"と 呼ばれる事件は
デンバーで11月4日に開かれた鉱夫たちの集会が
発端となった
酒の入荷が滞り
あと10日でこの町の酒が底をつく
鉱夫たちは激怒
本格的な冬が来る前に何とかとしないと
春まで荷馬車の乗り入れは無理
酔いどれ予言者ドナルドに知恵を借りる
大商人キースが40台の幌馬車に
ウィスキーを山積みして来るぞ〜〜
ハレルヤ〜〜
*
大商人キースがデンバーに
ウィスキー 600樽を運ぶ
と、新聞に載る
大商人キースは激怒
アメリカ・インディアンに知れたら 襲われるかも
税務局に知れたら 何かとあら探しされるかも
キースは 今度の仕事に 全財産を懸けた
ラッセル砦のランカス大佐の騎兵隊に護衛を頼む予定
*
ウィスキー隊の情報が48時間で北アメリカ全土の
アメリカ・インディアンに知れ渡る
*
女性解放運動家の女闘士リーにも
ウィスキー隊の情報が伝わる
おまけに彼女は禁酒運動家
*
ラッセル砦で行われるリー主催の女性集会は大盛り上がり
女性に自由を、ハレルヤ〜〜
権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた、ハレルヤ〜
砦に帰って来たランカス大佐激怒(酒好き)
リーに集会を許可したのはスレイタ大尉
おまけにスレイタはランカスの娘パメラといい仲
それはそれとして
ランカス大佐はスレイタ大尉に
ウィスキー隊の護衛を命ずる
*
11月16日
ウィスキー隊はデンバーへ向かう
スー族はウィスキー隊に接近
リーら禁酒運動家もデンバーへ向かう
デンバーの自警団はウィスキー隊を迎えに行く・・・
と大ヒット作を撮った
ジョン・スタージェス監督の作品
「 大脱走 」の倍の予算で
コメディ大作長編を撮ったけど
予算の半分しか稼げなかった
映画公開時は172分だけど
DVDは120分の短縮版
キャラが弱く
盛り上がりに欠け
アメリカ・インディアンを
間抜けに描き過ぎて笑えない
1965年 アメリカ映画 120分 制作費700万ドル
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