「 シン・ゴジラ 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " シン・ゴジラ "

 

監督 庵野秀明

出演 長谷川博己   *内閣官房副長官

   竹野内豊    *内閣総理大臣補佐官

   石原さとみ   *米国大統領特使

     市川実日子 *環境省自然環境局野生生物課長補佐

     柄本明   *内閣官房長官

     高良健吾  *内閣官房副長官秘書官

     余貴美子  *防衛大臣

    野村萬斎   *ゴジラ

 

  ***

 東京湾 羽田空港沖

海中から大量の水蒸気噴出

 

 東京湾アクアライン アクアトンネル(上り線)

天井部から土砂が崩落

 

 東京都千代田区 首相官邸

 同・5階 内廊下

内閣官房副長官秘書官(防衛省)が

内閣官房副長官(政務担当)に報告

 アクアトンネル上り線で亀裂による浸水

 詳細は不明だが車両数台が巻き込まれた

 官邸連絡室が設置され

 緊参チームに参集指示が出た

 

  *

 同・幹部会議室

内閣官房副長官(政務担当)

内閣官房副長官秘書官(防衛省)、内閣危機管理監、気象庁次長、他出席

 

海底火山の噴火に見えるが違和感がある

内閣危機管理監は官邸対策室に改組を決定

 

 東京湾 川崎人工島(風の塔)

水蒸気は なおも噴出中

 

 再び 東京湾アクアライン アクアトンネル(上り線)

 同・避難連絡用スロープ

 同・床板下避難路

頭上でドシン・ドシン 何 何 何? 上に何かいる?

 

羽田空港から見た東京湾に何かいる 何あれ?

 

 *

首相官邸に首相到着

 

 首相官邸5階 総理執務室

 総理レクチャー

内閣官房長官、貴美子防衛大臣

内閣官房副長官(政務担当)

文部科学大臣、国土交通大臣、総務大臣

内閣府特命担当大臣(防災担当)

内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)、他出席

 

巨大な生物が海底にいる可能性がある?

バカバカしい

新たな海底火山か大規模な水噴出孔でしょう

 

 

 首相官邸4階 大会議室

 複合事案対策会議(第1回)

 

噴火活動が 急速に沈静化しているとの報告が入る

海底から超巨大な尻尾を確認、とテレビが報道

 

事態急変のため会議は中止

関係閣僚は総理執務室へ

 

内閣官房長官、貴美子防衛大臣

内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)

内閣官房副長官(政務担当)

文部科学大臣、国土交通大臣、総務大臣

内閣府特命担当大臣(防災担当)

内閣副総理大臣兼外務大臣、経済産業大臣、

防衛省運用政策統括官、内閣官房副長官補佐、他出席

 

巨大不明生物への対処フローの選択肢はシンプル

静観(野放し)、捕獲か駆除、追い出す

 

経済的損失からして静観はなし

駆除するなら自衛隊だが湾内での火器使用は前例なし

環境保護団体からは捕獲の申し入れ(未知生物だし)

 

 東京湾 多摩川河口

巨大不明生物は羽田D滑走路連絡誘導路側面から

多摩川河口に進入

 

 首相官邸5階 総理応接室

生物学の有識者が到着

 緊急有識者会議  話を聞くだけ無駄

生物学見地からは何も言えません

 

 東京都大田区呑川旭橋

巨大不明生物は上流に向け進行

 

内閣官房副長官秘書官は内閣官房副長官から

まともな奴を誰か呼べ、と命じられ、大学の先輩の

実日子 環境省自然環境局野生生物課長補佐を呼ぶ

 動きの基本は蛇行だが補助として歩行も混じっている

 エラらしき形状から水生生物と仮定しても

 肺魚のような脚の存在が推定できる

 上陸の可能性は捨てきれない

 

 

文部科学大臣の見解(事務次官のメモを読みながら)

 学術的に上陸は万が一にもあり得ない

環境大臣の見解は

 有識者の見解として 上陸行動は常識として考えられない

 

  *

 首相官邸1階 記者会見室

首相の記者会見

 上陸はあり得ない

 

  *

 東京都大田区 蒲田

巨大不明生物上陸

這うように進行

 

 

 緊急災害対策本部の設置に関する閣僚会議(第1回)

緊急対策本部の設置を決定

 

想定外の事態で

該当する初動マニュアルが見当たらず

避難指示がすぐ出せない

 

 

被害は拡大

対処出来る得るのは自衛隊しかないが

それには

超法規的な処置として首相が災害緊急事態を布告し

防衛出動を下さないといけない

 

今まで出したことのない大変な布告

初の防衛出動の命令

 

 

首相は渋々

災害緊急事態を布告したが

 

自衛隊による攻撃は市街地での作戦なので

国民の生命及び私有財産への損害も及ぶ

 

首相は渋々

自衛隊の出動を承認

 

巨大不明生物は北品川を進撃

 

巨大不明生物が進行を停止

変態

二足歩行にて進行を再開

東京都品川区 東急本線 北品川駅を通過

同・八ツ山跨線線路橋付近を通過

 

自衛隊機

巨大不明生物を目視

攻撃態勢に入るも住民を発見

総理は攻撃中止を決定

 

上陸から2時間強

巨大不明生物は天王洲運河より離岸

首都高羽田線を破断し京浜運河から東京湾を移動中

 

翌日

防災担当大臣を団長とする

巨大不明生物被害政府調査団が

東京都大田区 巨大不明生物上陸による災害現場を視察

 

自衛隊は再上陸に備え防備計画を練る

 

官邸内には新たな専従調査班

(大不明生物特設策本部)を設置

 

事務局長: 内閣官房副長官

副事務局長: 厚生労働省医政局研究開発振興課長(医系技官)

他に

(一匹狼)実日子 環境省自然環境局野生生物課長補佐

(変わり者)資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長

(オタク)文部科学省研究振興局基礎研究振興課長

(問題児)外務省総合外交政策局長

(鼻つまみ者)国土交通省危機管理運輸安全政策審議官

(厄介者)防衛省統合幕僚監部防衛計画部防衛課長

(学会の異端児)国立大学大学院生物圏科学研究科 准教授

 

など出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者たち

 

 *

米国大統領特使さとみが緊急来日

上陸した生物の存在を数年前に予言した元大学教授を探せ

と、内閣官房副長官を名指しで命ずる

政府内では内閣総理大臣補佐官の次に使えそうだから

 

元大学教授は巨大不明生物を

GODZILLA呉爾羅(神の化身)と名付けていた

 

 *

ゴジラが相模湾に出現

神奈川県鎌倉市 稲村ガ崎に再上陸

身長が2倍近くに進化、ゴジラ第4形態・・・

 

 

 

 

 

 

   予想外に評判の良かった作品

   なるほど、面白い   

 

 

   基本的には62年前の「ゴシラ」と同じ

 

   でも

   日本政府の描写が細かく

   さもありなん、と納得させられる

 

   駆除の仕方も何となく

   何となく科学的

 

 

 

   想定外の災害に右往左往する

   日本政府の大人の事情

 

   日本では

   大事な事は誰が決める?

 

 

 

       東京の人口は1300万人強

       GNPは約92兆円 日本の18%

信州は面積が6倍で人口は1/6 GNPに至っては1/10

       関東地区に広げると200兆円 40%

       迎撃作戦は首都防衛が最優先

       防衛拠点は関東近郊に偏る

       地方は後回し

 

 

   スクラップアンドビルドで

   のし上がれ

 

 

 

 

 

2016年 日本映画 120分

 ブルーリボン賞 作品賞受賞