" OEIL POUR OEIL "
監督 アンドレ・カイヤット
出演 クルト・ユルゲンス
フォルコ・ルリ
シリア or レバノン
遺体を運ぶ葬列
***
2時間の手術を終え
手術室から出て来るフランス人医者クルト
休む間もなく重症急患の処置もして
*
クルト、帰宅して疲れを癒す
電話
妻が腹痛だという男から
病院へ行けとアドバイス
*
クルト、翌朝出勤
宿直医師から報告
昨夜、子宮外妊娠の急患が死亡した
宿直医師の力量不足?
*
クルト、帰宅して疲れを癒す
無言電話が何回も
*
クルト、バーで疲れを癒す
怪しい男が覗いてる
*
その後もストーカー的行為は続く
怪しい男の名はフォルコ
子宮外妊娠で死亡した女性の夫
*
クルトは往診を頼まれる
普通なら断るような遠い田舎だが・・・
緊張を強いられる職業の人が
四六時中仕事に関わってはいられない
非番の時は仕事を忘れるのは当然
眼には眼を、は
やられたら やり返すぞ!!
みたいな、
怒りを強調した意味に使われるが
眼をやられたら やり返すのは
眼だけにしときなさい
の意味で、
過度のやり返しを戒めた言葉
ベニスの商人の名裁き、みたいな
死んだ女性の夫は
最後まで正気を失わず
過激な行動には出ない
知らない土地で孤立した医者が
じわり、じわり
追い詰められる様が怖い
1957年 フランス/イタリア映画 109分
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