「 彼岸花 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 彼岸 "


監督 小津
原作 里見弴
演  佐分利
    田中絹代
    有馬
    久我
     桑野みゆき
     智衆
     浪花
      中村伸郎
      竜二
   山本富士


東京駅
新郎新婦を見送る友達


ホテルの結婚披露宴

出席した大手会社常務佐分利と妻絹代は
智衆がいないのを不思議がる

今日は旧友中村の娘の結婚式


披露宴の後
料亭で佐分利、中村、北は一杯
昔の話とか、子供の話とか


佐分利帰宅

彼の長女稲子も適齢期
そろそろ考えなきゃ
いいお見合いの話もあるが

次女みゆきは
姉に見合いを勧めるのは反対
桑野みゆき


翌日会社で佐分利は

智衆の訪問を受ける
披露宴欠席の訳を聞く
智衆には悩みあり

娘美子が2ヶ月前に家出して
男と同棲して
銀座のバアで働いてる


旅館の女将千栄子の訪問も受ける
千恵子の娘富士子も適齢期
いい縁談があるが乗って来ない


富士子は佐分利の家を訪問
富士子に結婚する気なし
山本富士子


そんなこんなの或る日

稲子の恋人が
結婚を許してくれと佐分利を訪ねて来る
佐分利は機嫌が物凄く悪くなる


それはそれとして
佐分利は智衆に頼まれて
智衆の娘美子の働くバアへ
久我美子


それから更に
佐分利は富士子から
恋人のことで母親と喧嘩したと相談される・・・



   有馬稲子



   小津安二郎監督の初カラー映画
   クレジットの文字もカラーにしてみたが
   逆に見難い
   そこはちょっとやり過ぎた



   小津安二郎と言えば
   娘の結婚

   初カラー記念で
   今回は3人の娘と彼女たちの親

   主は
   佐分利信と有馬稲子



     はたから見れはいい相手でも
     父親からすれば何か不満

     父から見ればいい相手でも
     娘からすればかなり不満



   父親は父親で
   寂しいのだ


 佐分利信


1958年 日本映画 118分
 ブルーリボン賞 主演女優賞受賞



   娘もかみさんが結婚した歳を過ぎた
   もういつ結婚してもおかしくない