" IN TIME "
in time = 間に合う
監督 アンドリュー・ニコル
出演 アマンダ・サイフリッド
ジャスティン・ティンバーレイク
キリアン・マーフィー
オリヴィア・ワイルド
ベラ・ヒースコート
サーシャ・ピヴォヴァロヴァ
レイチェル・ロバーツ
ジェシカ・パーカー・ケネディ
人類は遺伝子操作され
25歳で年を取らなくなった
だが、その後は
余命時間を増やさないと
1年で死ぬ
余命時間は通貨の替わりになり
余命時間を稼ぎ
余命時間を使う
富裕層は長生きをし
庶民は死に直面しながら生きる
各自の余命時間は
腕の余命時計で確認できる
ジャスティンの余命時間が24時間を切る
ジャスティンは母オリヴィア50歳と2人暮らし
ジャスティンは28歳
見た目は2人とも25歳
余命時間は通貨と同じ
贈与可能
ジャスティンは母から30分もらう
必要品は余命時間で買う
コーヒーは4分
( 1分の価値が100円くらい? )
工場で働き余命時間を稼ぐ
庶民街のバーでジャスティンは
116年の余命を持つ場違いな男を見かける
( 資産価値60億円くらい? )
男をギャングが襲う
ジャスティンは男と逃げる
庶民街と富裕街は通常は隔離されているが
その男は富裕層の男
実際の年齢は105歳
見た目は25歳でも心は消耗する
生きるのに疲れてくる
余命時計が作られたのは
25歳で年をとらなくなった人類の
人口調整をするため
少数の富裕層は大多数の庶民を隔離
労働力とし
貧民街の物価操作と税金で寿命を調整
人口管理を行ってくる
そんな話をマットは男から聞く
男は
いつまでも続く人生に疲れた
ジャスティンを酒で眠らせ
自分の余命時間を与え
死ぬ
その夜
母オリヴィアは
バス代値上げで家に帰れず
余命時間が0になり死ぬ
男の死体が発見される
余命時間監視局員キリアンは
彼の死に不審を抱く
余命時間の行方を追う
庶民街と富裕街の封鎖は緩やかで
一定以上の余命年数があり
1年分の余命を払へば
庶民街から富裕街へ入れる
ジャスティンは富裕街へ入る
カジノで1,000年の余命時間を稼ぎ
贅沢を享受する
そして
富裕層の娘アマンダと出会う
アマンダのパパは
余命銀行の社長
彼女の祖母サーシャ、母ベラ
3人とも見た目は25歳
庶民街出身のジャスティンの行動は
富裕街では目立つ
彼の行動は
すぐに
余命時間監視局員キリアンに知れる・・・
着想は面白い
登場人物が ( もちろん女性も )
子供以外が全員25歳
見た目が華やか
25歳で老化が止まる設定だから
かなり遠い未来の話だろうが
腕の余命時計を
電子マネーの残金表示装置に置き換えれば
近い将来起こりうる話になる
財産は国がコンピュータで管理する
完全キャッシュレスの時代は
もうすぐ来るかもしれない
お金ならなくなっても
暫く生きられるが
余命は無くなると即死
余命時間を駆け回る
ドタバタ・アクション
着想は面白いけど
新システムを作らず
秩序を壊すだけでは
社会は改善されない
後の事は考えない
最後はただの無法者で終わり
2011年 アメリカ映画 109分 制作費4,000万ドル
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