「 エリザベス 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " ELIZABETH "


監督 シェカール・カプール
出演 ケイト・ブランシェット
   ジェフリー・ラッシュ
   クリストファー・エクルストン
   ジョセフ・ファインズ
   リチャード・アッテンボロー


 イングランド
  ヘンリー8世は王妃キャサリンとの間に
  嫡出男子を望んだが
  育ったのはメアリーだけだった

  ヘンリー8世は妻との離婚を決意
  カトリック教会が離婚を許さなかった為
  プロテスタントに改宗
  愛人だったアン・ブーリンと結婚
  しかしアンも男子を産まず
  1533年、エリザベスを産んだ

  1536、アンは不義を働いたとして処刑され
  エリザベスは宮外に追放
  ヘンリー8世は
  ジェーン・シーモアを三人目の妻とし
  翌年、エドワードが産まれる
  

 1547
 ヘンリー8世 崩御、享年56才
 国は分裂した
 カトリック 対 プロテスタント

  王になったエドワード6世は
  在位6年で死亡、享年16才

  1553
 ヘンリーの長女メアリー
 熱心なカトリックが初代女王になる

 1554
 メアリーには子がいない

 カトリックが最も恐れたのは
 王位継承権を持つメアリーの異母妹
 プロテスタントのエリザベス

メアリー女王は
ブロテスタントへの弾圧を行い
信者を火あぶりの刑に処す
その過激さから"ブラッディ・メアリー"と呼ばれた

宮外で暮らすエリザベス
幼馴染みのロバート・ダドリー
 祖父はヘンリー7世に仕えていたが
 ヘンリー8世に処刑された

  3月
エリザベスは
謀反を企んだ罪を着せられ
ロンドン塔に幽閉されたが
2ヶ月でウッドストックへ移される

エリザベスの財産管理をまかされていた
プロテスタントのウィリアム・セシル
エリザベスが女王になれるよう動く

 1558
メアリー1世、病により死去、享年42才
エリザベスは25才で
イングランド・アイルランドの女王となる

ウィリアム・セシルは宰相に任命され
ロバート・ダドリーは主馬頭

この時
国庫は空、海軍は崩壊寸前、陸軍は消滅
スペインとフランスの脅威に晒され
国は危機的状況にあった

エリザベスには
スペインもしくはフランスの
王室関係者との結婚が望まれた・・・


 1559
 スコットランドへ出兵、大敗

 国王至上法が法制化され
 同時に礼拝統一法が可決される
 これにより教会は力を失う

 1569
 ノーフォーク卿、反乱誘導の疑いで逮捕
 北イングランドのカトリックが反乱を起こす

 1570
 フランシス・ウォルシンガムは
 スッコトランド女王メアリーが企てたエリザベス暗殺計画を
 未然に処理

 1571、セシルはバーリー男爵に叙される

 1572、トマス・ハワード処刑される、享年36才

 1588、ロバート・ダドリー死亡、享年55才
 1590、フランシス・ウォルシンガム死亡、享年58才
 1598、ウィリアム・セシル死亡、享年78才


 1603年、
 病にて69才で死亡するまで
 エリザベスは45年間王位に就き
 生涯 独身を通した

 次のイングランド王には
 スコットランド王ジェームズ6世が選ばれた



  映画の方は
  史実と多少違うところもあるようだけど
  1554年から1570年頃までを描く

  政治問題半分
  ロバート・ダドリーとの恋問題半分


  イングランドの女王を描いた
  UK映画だから
  日本人で歴史に疎い僕には
  ちょっと分かりにくい

   エリザベス1世は
   イングランドの女王だけど
   UKの女王じゃない
   この頃UKはまだない

   日本語は
   イングランドもUKも
   イギリスと訳すから
   分かりにくい


 $0・・映画toほげほげ-エリザベス


1998年 UK映画 123分 製作費3,000万ドル
 放送映画批評家協会賞 主演女優賞、ブレイク・スルー賞受賞
 ゴールデン・グローブ 女優賞受賞
 アカデミー賞 メイクアップ賞受賞



    イングランド歴代王

   500頃 アーサー
   871  アルフレッド


   1066 ウィリアム1世
   1087 ウィリアム2世、 ウィリアム1世の子

   1100 ヘンリー1世、 ウィリアム2世の弟
   1135 スティーヴン1世、 ウィリアム1世の孫
   1154 ヘンリー2世、 ヘンリー1世の孫
   1189 リチャード1世、 ヘンリー2世の子
   1199 ジョン、 ヘンリー2世の子

   1216 ヘンリー3世、 ジョンの子
   1272 エドワード1世、 ヘンリー3世の子

   1307 エドワード2世、 エドワード1世の子
   1327 エドワード3世、 エドワード2世の子
   1377 リチャード2世、 エドワード3世の子
   1399 ヘンリー4世、エドワード3世の孫

   1413 ヘンリー5世、 ヘンリー4世の子
   1422 ヘンリー6世、 ヘンリー5世の子
   1461 エドワード4世、 エドワード3世の孫の子の孫
   1483 エドワード5世、 エドワード4世の子
   1483 リチャード3世、 エドワード4世の弟
   1485 ヘンリー7世、 ヘンリー5世の元妻の孫

   1509 ヘンリー8世、 ヘンリー7世の子
   1547 エドワード6世、 ヘンリー8世の子
   1533 ジェーン・グレイ、 ヘンリー7世の子の孫
   1553 メアリ1世、 ヘンリー8世の子
   1558 エリザベス1世、 ヘンリー8世の子

   1603 ジェイムズ1世、 ヘンリー8世の姪の孫
   1625 チャールズ1世、 ジェイムズ1世の子
   1949 清教徒革命により不在
   1660 チャールズ2世、 チャールズ1世の子
   1685 ジェイムズ2世、 チャールズ2世の弟
   1689 メアリ2世、 ジェイムズ2世の子
   1694 ウィリアム3世、 チャールズ1世の孫

   1702 アン、 ジェイムズ2世の子
   1714 ジョージ1世、 ジェイムズ1世の孫の子
   1727 ジョージ2世、 ジョージ1世の子
   1760 ジョージ3世、 ジョージ2世の孫

   1820 ジョージ4世、 ジョージ3世の子
   1830 ウィリアム4世、 ジョージ4世の弟
   1837 ヴィクトリア、 ジョージ3世の孫

   1901 エドワード7世、 ヴィクトリアの子
   1910 ジョージ5世、 エドワード7世の子
   1936 エドワード8世、 ジョージ5世の子
   1936 ジョージ6世、 エドワード8世の弟
   1952 エリザベス2世、 ジョージ6世の子