" OLIVER TWIST "
監督 デヴィッド・リーン
原作 チャールズ・ディケンズ
美術 ジョン・ブライアン
出演 ロバート・ニュートン
アレック・ギネス
ケイ・ウォルシュ
嵐の夜、妊婦は教区救貧院にたどり着き
赤子を産み、その朝死ぬ
赤子はオリバー・ツイストと名づけられる
9才のオリバー
救貧院で他の孤児同様こき使われ
粗食に腹をすかす毎日
オリバーは くじに負け
孤児代表として粥のお代わりを要求する
もちろん要求は却下
オリバーは葬儀店へ奉公に出される
オリバーは母親の悪口を言われ大暴れ
しこたま尻をぶたれ
葬儀店を逃げ出し、ロンドンへ行く
オリバーは少年スリ団に引き込まれる
1回目のスリ見学で逃げ遅れ捕まる
被害者はオリバーに同情
オリバーは被害者宅に保護され親切にされる
オリバーは、お使いで街へ出た時
スリ団に見つかり連れ返される・・・
実はいいとこのお坊ちゃんだったオリバー
運命に弄ばれて可哀想だけど
当の本人は流されるまま流れて
フワフワしてたら
行くべき所にたどり着いちゃった
彼自身、別に何もしてない
人間ドラマとしては やや退屈
ホラーかと思わせるような
不穏なカメラワークはきれい
1948年 UK映画 115分 白黒
ヴェネチア国際映画祭 美術賞受賞