" ANGELS & SEMONS "
監督 ロン・ハワード
原作 ダン・ブラウン
出演 トム・ハンクス
ユアン・マクレガー
アイェレット・ゾラー
この映画のキーワードは3つ
反物質
電荷が物質と逆な物質、その他の性質は物質と同じ
反物質が物質と衝突するとエネルギーを出し消滅する
ビックバンの時、同数あった物質と反物質が、
現在物質しか残っていないのは未だ謎
2002年、日本人を含む研究グループが約5万個の生成に成功
コンクラーベ
ローマ教皇の死後、次の教皇を決める為の選挙
選挙権は８０歳未満の枢機卿、定員は１２０人
コンクラーベはラテン語、鍵をかけるの意
コンクラーベの行われる部屋は鍵がかけられる
会場はバチカン、システィーナ礼拝堂
イルミナティ
1776年に人類の倫理的完成可能説を謳い創設
会員はインテリ、著名人、政治家、貴族等
反キリスト教的とも言われ、
多くの陰謀に関与しているとの噂もある
映画の方は
コンクラーベの日に枢機卿4人が誘拐され
イルミナティからと思われる手紙がバチカン宮殿に届く
捜査協力の為、トム・ハンクスが呼ばれる
犯人は反物質も盗みバチカンに仕掛ける
5時間以内に見つけないとバチカンが火の海になる
ヒントは天使像、ハンクスが反物質を見つける為
バチカンの市内を駆け回る
推理サスペンスとしてはまあまあだが
同じような謎を5つ解くという設定なのと
前作、ダヴィンチ・コードに比べ謎に奥行きがなく
舞台がバチカン市内に限られるので
途中で飽きる
「ダヴィンチ・コード」の続編的作品だが
もともと「天使と悪魔」の方が先に出た小説
売り上げも「ダヴィンチ・コード」には及ばない
企画に少々問題があった感は否めない
でも後味は悪くない
( 途中で死ぬ人達の事を忘れれば )
ちなみに
予告編で見られる夜空が光で被われるシーンは
神や悪魔の御技ではない
2009年 アメリカ映画 138分
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