ある30代社長の生き方 | 群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

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群馬県で税理士・社会保険労務士の独立開業を目指しています。開業までの間、税金や社会保険・その他経営に関することについて書いていきます。

30代のモチベーションが低いと、先日書いたが、こんな社長と従業員の関係もあった。

先日、事務所にする倉庫を片付けにきた産廃業者の話し。

業者さんは、社長の37歳を筆頭に、30・28・20歳の4人で来ました。

手際のよさに感心しながら見ていると、社長さんは、細かい指示を出したあとに、一人の従業員に、どう思う?と、聞いていました。

その従業員は、先に指示を話した社長の方針と違うことも普通に話していて、社長も、その従業員の意見を聞いてから最終的に指示を出していました。

1日作業をしている中で、そんなやり取りが、要所ごとに出てくるので、社長さんに、何でそんなに聞くのか、気になって聞いてしまいました。

正直、社長さんの指示だけで十分な感じでした。

社長さんは、従業員の意見の尊重には特に気を使っているようで、その従業員含めて、皆の意見を尊重し、自分の意見と違っていても、作業に支障が無いようなら、極力従業員の考えを採用するそうです。

そうしなければ育たないと、社長さんは言っていて、従業員たちも、そんな社長さんの考えに沿うように、自分の考えを持って行動していました。

お昼休みにお弁当を一緒に食べているときに、ちらっとそんな話をすると、社長さんはハッキリと、うちの自慢は唯一従業員と言っていました。

従業員の子達が聞いていないところでしたが、ハッキリとそれが言える社長さんは凄いなぁと、感じますし、それに答える姿勢を持った従業員たちも、素直に成長しているんだろうなと、感じました。

挨拶から、作業、帰り際の掃除に至るまで、終始感心させられました。

まだ30代の若い社長さんと、さらに若い従業員たちですが、本当に楽しみな会社だな、と思いました。

自分自身、人を雇う時にはこうありたいと思いました。