会社から支払われる借上車両費は適正ですか? | 群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

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個人所有の自動車を業務に使用した場合、会社がキロいくらで使用料を支払ったりする形態を借上車両費といったりします。


よく見るのが、キロ20円くらいです。燃費の良い車だと、ガソリン払ってもおつりがくるし、個人から会社への請求とすれば、給与に該当しないため、源泉税の課税対象にならないので、ちょっとしたお得感を持つ人もいるようです。


しかし、その借上車両費本当に適正でしょうか?


たとえば、こんな車両の場合どうでしょう。


○年間15,000キロ 7年で10万キロを超えるため、7年間使用と仮定


○車両価格200万円 1リッター15キロの車とします


○ガソリン単価はリッター140円 車検は7年間に2回 1回15万円


するとこんな計算になります。


○車両の年間単価 200万円÷7年=28.5万円


○車検の年間単価 15万円×2回÷7年=4.2万円


○ガソリンの年間単価 年15,000キロ÷1リッター15キロ=年間1,000リッター×140円=14万円


○1キロ単価 (28.5万円+4.2万円+14万円)÷年間走行15,000キロ=31.13333円


だいぶ乱暴な計算かもしれませんが、実際に貰っているキロ単価と比較してみるといかがでしょうか。こんな計算式に自分の車両を置き換えてみると「ちょっと得かも」とか、「なんとなく損してるかなぁ」と感じていた方も具体的な損の額が見えてくるのではないでしょうか。


なお、会社によっては車両減耗部分等をしっかり見てくれるところもありますが、業務でみてきた限り一番高い単価の会社はキロ40円でした。皆さんの会社はいかがでしょうか。


ただ、こんな計算をしても会社の方針に従わなければいけないのがサラリーマンですので、少しでも自車を使わないでよい工夫などができれば試してみるのもいかがでしょうか。