前日に引き続き、社労士の事務研修でちょっとびっくりだった事例を書いてみます。
最近多い労災の認定事例は精神障害だそうです。
重度のうつ病や、失調症関係でも労働との因果関係が認められれば労災に認定されるということです。問題は、初診日がいつかということ。
誰でも自分が精神障害の状態にあるとは思わないから、いつが病院にかかった日になるかの認識もなかなか難しいと思います。
調子悪いから内科に行くとかが初診日になると思いますが、実際の病名は分からずじまい。なかなか精神障害の状態にあることにたどり着けないそうです。
最近の労働状況を考えると、昔よりストレスのたまりやすい職場環境はどこでもそうだと思います。
自分の健康は自分でしっかり管理する。周囲の人が気を使うことが大切なのを改めて感じました。