日本ベビーサイン®協会認定講師
米国NLP™協会認定コーチ
petapeta-art®アドバイザー
森本祥子です
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今日はイヤイヤ期について書いてみます。
2歳頃にピークを迎えると言われるイヤイヤ期。
嬉しい成長の証だとは思っていても、毎日続くイヤイヤに、ため息が出てしまうこともありますよね。
そもそも、どうして子どもはイヤイヤになるかというと、
自我が芽生えてきて、自分の気持ちを主張したくなって来たんだけれど、
「周りの大人がそれを理解してくれない」
「自分の思うようにされてもらえない」
ということが大きな原因であることが多いです。
2歳近くなって「あれをしたい!」「これやりたい!」って気持ちがどんどん出てきだしたのに、その気持ちがまだ言葉で上手に伝えられなかったり、まだ行動が危なっかしかったりするから、当然大人は子どもの行動を止めたりします。
すると、「僕、私の気持ちはこうなのに、どうしてやらせてくれないの!?どうして理解してくれないの!?」となり、イヤイヤになるんですよね。
そして、その気持ち自体も、まだ言葉で上手に伝えられないので、「イヤ!」という単純な言葉で表現したり、泣いたりぐずったりして表現します。
ですので、イヤイヤ期が始まったら、
「自分でこうしたい、という気持ちが出てきたんだな。そしてそれを私に理解してもらいたいんだな。」
と思ってみることオススメです。
その行動は止めないといけないことでも、そのやりたい気持ち自体は受け止めて「これをやりたかったんだね。」って伝えると、ちょっとイヤイヤが落ち着くこともあると思います。
また、イヤイヤ期の行動を受け止める声掛けとしては、その子の出来てる部分を見つけてあげて、違う選択肢を与えてみることがオススメです。
例えば、行動が遅い時。
とても丁寧にやってるね。じゃあ、10数える間にできるかな?(そして、数を数えていくとか)
わがままを言う時。
あなたはそう思ってるんだね。じゃあ、これは出来ないけどこっちだったらどう?(他の選択肢を出すとか)
大きな声で騒ぐ時。
大きな声が出たね。そして、ここは小さな声でお話しするところだから、小さな声も出せるかな?(実際ママは小さな声で言うとか)
そして、この対応が出来るには、やっぱりママのある程度の‟心の余裕”がとても大切。
「そんな優しい声掛けはとてもできない。」
「分かっていてもすぐ注意しちゃうし、怒っちゃう。」
って思うのなら、やはりパパや祖父母・託児など、周りの人にしっかり頼って、自分一人で子育てをしようとしないことが大事だと思います。
ちなみにイヤイヤ期は、ママの捉え方の違いもとても大きいです。
ママと子どもの価値観が一致していたり、ママと子どもの性格の一致などによって、「うちの子、イヤイヤ期が無かったわ~」って思うママも一定数いるそうですよ。
反対に、4歳になっても5歳になっても、「まだうちの子イヤイヤ期が続いてるわ・・・」と思うママもいます。
(私と息子がそうでした、笑)
イヤイヤ期は、子どもの大切な成長過程でもあり、ママ自身も磨かれていく、人生においての重要な時期かもしれませんね。
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