月に囚われた男 | 0²‥あれtoほげほげ

0²‥あれtoほげほげ

★いつかどこかであったかもしれないこと★

  " MOON "

監督 ダンカン・ジョーンズ
脚本 ダンカン・ジョーンズ
音楽 クリント・マンセル
出演 サム・ロックウェル
 



 地球を汚したエネルギーが底をつきかけた頃
 太陽エネルギーを含んだ石を月の裏側で採掘
 今や地球で消費されるのエネルギーの7割は
 月から運ばれて来るヘリウム3に頼っている

 月面採掘基地
 作業員 : サム、1名
 契約期間 : 3年

通信衛星は故障 地球との長距離通信は接続不能
地球との連絡は木星リンク経由の録画データのみ
サムの話し相手は人工知能ロボット・ケビンのみ

 ケヴィン・スペイシーが声のみで出演

契約期間、残り2週間

サムは異変を感じる、幻覚を見る
妻からの録画は不自然に途切れる

サムは基地外での作業中にまた幻覚を見
事故を起こし月面車内に閉じ込められる

記憶が曖昧なサムは医務室で目を覚まし
数日間医務室から出ることを禁止される

意識が朦朧とし時間経過が曖昧なサム
ケビンが地球と交信している声を聞く
しかしケビンは録画音声だと言い張る

いまだ基地の外へ出る事を禁じられていたサム
基地内での生活に耐えられず採掘現場へ向かい
事故月面車の中に、傷ついた作業員を見つける・・・

 

 



  面白い !!

  疑問のあった所をもう一度見て
  うん、よくできる

  かなりの低予算
   製作費は「アバター」の約1/50
    「ターミネーター4」の 1/25

  舞台は大半が月面基地内
  その他少しの月面車両内
  あとはミニチュアの遠景
  派手はアクションはなく
  登場人物はほとんど一人
  まぁ地味なSFミステリー

  なのに最後まで飽きない


  デヴィッド・ボウイの息子
  ダンカン・ジョーンズ監督
  遅咲きの長編映画デビュー

  彼が本物かどうか次回作が楽しみ
    でも
    次回作はやや期待外れでした


          邦題、やっぱりセンスないね


2009年 UK映画 97分 製作費500万ドル
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー 新人監督賞受賞
 シッチェス・カタニア国際映画祭 作品賞、主演男優賞
                 美術賞、脚本賞受賞
 シアトル映画際 ゴールデンスペース・ニードル賞
         男優賞受賞
 ディナード・英国映画祭 シルバー・ヒッチコック賞受賞
 エジンバラ国際映画祭 新人作品賞受賞 
 アテネ国際映画祭 ゴールデン・アテネ賞受賞
 英国インディペンデント・フィルム・アワード 作品賞、
                      新人監督賞受賞



   ヘリウム3は
   一般に存在するヘリウム4の同位体で
   核反応によりエネルギーを取り出すことができる

   地球大気中に占めるヘリウムの割合は100万分の5
   ヘリウム3は更にその100万分の1

   太陽では常に核融合反応により
   水素がヘリウムに変換されている
   このヘリウムの約1万分の1がヘリウム3となり
   地球よりはるかに多いヘリウム3が存在する
  
   太陽風をもろに受ける月面上には
   100万トンのヘリウム3が存在すると考えられている
   但し月全体に広く拡散しているので
   大量に集めるのが難しい  

   ヘリウム3を実用化するにはまだ50年以上かかるだろう
   と、専門家は予想するが
   スペースシャトル1機分のヘリウム3を核融合に使えば
   アメリカ国内1年分の電力を作れるらしい