" PLANET OF THE APES "
監督 フランクリン・J・シャフナー
原作 ピエール・ブール
脚本 マイケル・ウィルソン
出演 チャールトン・ヘストン
キム・ハンター
リンダ・ハリソン
あらすじ、
ヘストン船長の乗るロケットは
地球を飛び立った後、近光速で数ヶ月飛行
理論上 帰還の時に地球では
700年経っていると計算された
ヘストンはつぶやく
人類は相変わらず お互いに戦い
子供を飢えさせているたろうか
睡眠カブセルで眠る宇宙飛行士達
自動操縦のロケットはある惑星の水面に着陸
地球時間3978年
地球を離れて2000年経っていた
ロケットに水が侵入
目覚めた3人は
わずかな資材のみを持ってロケットから脱出
ロケットは湖底に沈む
着陸地点に生物の痕跡はなく
炭水化物ゼロ
窒素も硝酸塩に固定されている
砂と岩の中を彷徨う三人は
植物のある土地を発見
更に二足歩行の生物を目撃
それは
原始時代の人類によく似ていた
さらにさらに
その類人類を襲う生物に遭遇
彼らは武器を持ち、ゴリラによく似ていた
3人は類人類と共に類ゴリラ族に追われ
ヘストンは類人類と共に彼らに捕えられる
負傷を追ったヘストンは
類チンパンジー族の医師から手当を受ける
そこには
類チンパンジー族の動物心理学者ジーラ
彼らは英語を話す
共に捕えられた類人類のリンダもいた
ヘストンは檻の中で飼われる
類人類は言葉をしゃべらない
喉を怪我したヘストンは声がでない
巡回に来たジーラは
ヘストンが喋ろうとするのを見て
知能の高さを感じ驚く
類オランウータン族のザイアス科学庁長官に
ヘストンを見せる
ジーラは類人類の理性の可能性を示唆
ザイアスはヒトマネに過ぎないと否定的
類人類は有害であるとの見解を示す
ジーラはヘストンをもっと観察しようと
リンダを贈り物として同じ檻に住まわせる
ヘストンは自分の知能を示すため
ジーラに文字の書けることを示す
ジーラはヘストンの知能の可能性を確信
自分の部屋に入れ
婚約者の考古学者コーネリアスに
ヘストンを見せる
コーネリアスは斬新な仮説の持ち主
僕らはヒトから進化した
禁止区域の発掘で
有史以前の文明の遺跡を発見している
でも、なかなかヘストンの知能を
認めようとしないザイアス
進化論は現在の定説に反する
リンダと檻の中で暮らすヘストン
喉も治り声が出るようになる
ヘストンは国立アカデミー総裁による
審問会にかけられる
検察側の陳述
聖書の初めにある通り
神は自分のかたちにかたどって
猿を造られた
それに霊魂を与えて
ほかの生き物たちと区別し
ほかの生き物を治めさせた
ヘストンはヒトか突然変異か
いずれにせよ猿類法での権利はない
空から来たなどとの妄想は
倫理に反する危険思想であ~る
コーネリアスとジーラの見解
空から来てないのは明らか
だとすれば
聖書の記述を覆す
進化論の可能性を示すものであ~る
コーネリアスとジーラは
法廷侮辱罪と異端の罪で起訴される
その夜
ジーラとコーネリアスは
ヘストンとリンダを檻から出し
立入禁止区域の古代遺跡へ逃げる
彼らを追ってきたザイアスが追いつく
コーネリアスはザイアスらを
古代遺跡に招き入れ
ヒトが猿以前に文明を築いた可能性を示す
ザイアスはまだ信じない
聖書にも書いてある
ヒトは悪魔の手先、心を許すな
ヒトは霊長類でありながら、欲望のために殺す
その土地を奪うために 同胞を殺す
ヒトを増やすなら あらゆる土地を砂漠に変える
ヒトを避けよ、住みかの森へ追い返せ
彼らは死の使いである
文明を築けるはずがない
いや
ザイアスは知っている
過去にヒトが栄えたことを
ヒトが何をしたか
それは封印すべき事象だと
ヘストンはザイアスの制止を退け、彼らと別れ
リンダと二人、禁止区域の奥へと去って行く
波打ち際を進む二人
彼が目にしたのは
波に洗われる壊れた自由の女神
彼は ここが地球であると知る
愕然とするヘストン
バカどもが
本当にやっちまったのか
皆、地獄で苦しめ !!
赤狩りの犠牲になり
映画界からほされていた
マイケル・ウィルソンが脚本を書き
同じく赤狩りの犠牲になり
映画界からほされていた
キム・ハンターがお猿のジーラを演じた
痛烈な社会批判
社会風刺を行なったSF映画
人類はバカだから
いつかは、やるかもね
原発が
もう一つ大事故を起こせば
その時
日本は滅ぶ
リアリティを出すなら
ヘストン以外のヒトは
素っ裸の方がいい
2000年で猿がここまで変化するのは
期間としては短か過ぎる
しかもチンパンジー、ゴリラ、オラウータンが
個性を排して一様に人間化している
これは
何らかの遺伝子操作が考えられる
1968年 アメリカ映画 113分 製作費580万ドル