走行前メンテナンスのススメ- 車体編 | 宇宙一ぬる〜い走行会、復活!!

宇宙一ぬる〜い走行会、復活!!

伝説()の走行会が帰ってきた! らしいw

次、車体編であります。

フロントガラス - 小傷程度は問題ありませんが、放射状のヒビが発生していて全く補修していない場合、一気にヒビが伸びることがあります。補修可能レベルの傷、ヒビは事前に補修しておいて下さい。

タイヤ - スリップサインが出ていないのは最低条件でありまして、トレッド面やサイドウォールに細かいヒビが発生している場合はゴム自体が枯れている可能性が高いです。そのまま走行した場合、トレッド剥離を起こすかもしれません。その他、傷、サイドウォールの異常な膨らみ、イン側の片減り強などがないか、きちんとチェックしましょう。空気圧は、車両の指定圧を基準に。交換する場合は、バルブも一緒に交換したほうが無難です。

ホイール - リムの大きな欠損、歪みなどが無いほうがよろしいかと。スポークが全面ディスクタイプはブレーキの放熱の妨げになりかねませんのでご注意を。

ブレーキ - 純正パッドはフェードの可能性があります。特に重量車はパッド選びは慎重に。残量的には半分以上欲しいです。ブランドによっては半分を切ると極端に特性が変わるものがあります。自分で交換できる方は、ピストンの戻り具合や、パッドの減り方も要確認。斜めに減っている場合は、ピストンが斜めに押し出されて内部シールがダメージを受けている可能性があります。

ブレーキホース - ジョイント部からのフルードの滲みやホースの劣化にご注意を。

サスペンション - ロッドの根元に油汚れが付いている場合、ぼちぼちまずいです。ロッドの一部が黒っぽく焼けたようになっている場合。まずまずやばいです。ダストブーツがボロボロになっている場合。潔く撤去しましょう。各取り付け部の締め付け具合は確実にチェックを。締めすぎにも注意です。スタビライザーリンクのゴムがボロボロになっていると異音が出るほか、ロールの入り始めに違和感が出ます。

ミッション - オイル漏れがないこと。ミッションオイルの交換時期が思い出せないほど昔なら、即交換で。メーカー指定オイルで十分です。ドレンに鉄片が付着していた場合は、OHを覚悟してください。特定のギアの入りが渋い場合はレリーズフォークの磨耗、シフトレバー周辺のトラブルが考えられます。駆動系に強い専門店にご相談を。

デフ - ミッション同様、オイル漏れと交換時期に注意。外圧式機械式LSDが入っている場合、交換サイクルは非常に短くなります。高速巡航時にサイレンのような唸りが聞こえる場合は、ファイナルギアのアタリに問題がある可能性が高いです。

排気系 - 排気漏れがないこと。排気音量がサーキットの基準を満たしていること。

その他下回り - 錆びたり穴が空いていても構いませんが、破片を撒き散らすことがないように処置してください。

次回は車内編です。