言わずとしれた、リュック・ベッソン監督の名作でありヒット作の「レオン」。

久々に鑑賞。

 

自分が持っているダブルパックDVD版は完全版が収録された2枚組なのだけれど、いつもオリジナル版を視聴している。

完全版は、自分にとっては冗長に感じるし、追加されているナタリー・ポートマン絡みのシーンなども、蛇足・・・に感じてしまう。

 

まぁ、そんなつまらない話はさておけば・・・やはり、名作中の名作で面白い。

 

当時、レオンの格好を真似るミュージシャンやアーティストが日本中に湧いたし、オマージュ的なキャラを用いる漫画なども数知れず。

 

「大男x美少女」というエンタメも数多く作られたが・・・やはり、レオンが至高かと。

 

若い時は、「結局トニーは良い奴なのか悪い奴なのか」が凄い気になった。

今でも、そんな議論はネット上にも多いが・・・

 

大人になってから見ると、「良い奴でも悪い奴でも無い」・・・というのが良く分かる。

 

レオンの稼ぎについては、そもそもの「一殺・五千ドル」自体が非常に少ない金額なので、かなりの手数料を取っているはずなのだけれど・・・

 

じゃあ、それが「ボッている」かと言えばそういう事ではなく、本人にしてみれば諸々の問題を抱えるレオンの仲介役としては適切な仲介料を・・・といった所なのだろう。

 

決戦の要因でもある「チクリ」も、あれだけフルボッコになるまでは口を割らずにいるわけなので、それなりの義理を果たしている事が伺えるし・・・

 

最後のマチルダへの対応を見ていると、大人になるまではレオンの金を使って面倒を見る・・・といった感じで、殺しや裏稼業などへの関わりに対して真剣に激昂している事からも、本気で今後を案じている事が分かる。

 

結局、「悪い事はしているが、仕事は信用出来るし義理堅いおっさん」・・・といった所かと。

 

他、作品として個人的に気に入っているポイントは・・・「レオンの程よい肉体と格闘シーン」。

昨今のアクションは、どれもこれも肉体美が凄すぎて、逆に「キャラ」が弱く感じるのだけれど・・・

 

ジャン・レノやリーアム・ニーソンぐらいのくたびれた感じの方が、アクション物や殺し屋物としてはキャラに愛着が持てる。

 

しかし・・・いつのまにやら、当時46歳だったジャン・レノよりも自分がおっさんになっている。

レオンに限った事ではないが、当時の「かっこいいおっさん」達は、気づけば皆自分より年下だ。

 

二枚目とは程遠い自分でも、「かっこいいおっさん」ぐらいにはなれると思っていたが・・・

哀しい事に、なかなかそれも難しい。

 

現実は・・・厳しいよな。