この間、みやこ音楽祭で初めて奥田民生を見ました。とても好きなのに初めてでした。客を小バカにしたMC、ギャラの話をしていました。彼を見に来た多くの家族連れはZAZENBOYSを見ずに帰っていきました。

アコギと歌だけであまりにも僕の心を掴むので「本当に良い曲はコードかき鳴らすだけでいい」「ドラムは邪魔な楽器でもある」と、今後slumの曲を作るに当たって、ドラムを叩かないという判断もありかなと考えました。まだそんな大人な引きの精神が準備できていないのが不甲斐なくも、嬉しくもある。

THE STANDARDという曲をやっていたのですが、奥田民生が歌うと全然嫌みじゃないんだよなー。その人が本当にそう思ってなきゃ、あんな説得力生まれない。「あーなーたーをー」って曲。多分みんな聞けばわかる。

彼は何か良いメロディとかリフが2、3浮かんでも一緒には使わない。もったいない精神でごり押すのだ。slumとは正反対だ。そんな曲があってもいいのではと思う今日この頃。


追伸
パソコンが返ってきて、色んなファイルやら音楽データやらslumの過去記録が消えてなく、ひと安心。僕の2年半が水泡になるとこだった。しかし、ネットは支払いを忘れて切られてしまった。