別に僕の家族のことなど、このブログを見ている人にとってはどうでもいいことでしょう。僕のことですらどうでもいいのに、その弟とか意味がわからないでしょうが、良いのです。

この弟の名前を仮に弘樹としましょう。弟の個人情報を易易と渡しはしません。僕と4歳離れた弘樹は現在高校2年生。野球に勤しむシャイな男子であります。態度はでかい。

僕には兄もいて、弘樹は幼少期、兄二人を名前+兄ちゃんと呼んでいましたが、小学生高学年になると兄を「おっきい兄ちゃん」僕を「ちっちゃい兄ちゃん」と呼ぶようになりました。冷静に考えると順番もそうだし、体格的にもそうなのですが、思春期真っ只中の僕は「(器の)ちっちゃい兄ちゃんなのではないか」と、呼ばれる度に傷付いていました。現在では兄を「兄ちゃん」、僕を「良介」と呼びます。一体何が原因だったのでしょう。

しかしながら、歳が近く、体格が似ていることもあり、帰省すると僕の服を勝手に着てお出掛けするかわいい一面もあります。僕より服を待ち望んでいるかのようです。

そんな彼に最近彼女ができたらしい。情報は全て母から入る。口の軽い女だ。そんな母の遺伝子をつぐ僕が世界に弟の情報を流しています。彼女がテストの出来が悪く(80点)、携帯を没収されました。そこで弘樹のとった行動は「自分も携帯を没収される」でした。何のメリットがあるのか。母も困っている。かわいいからよしとする。そんな弘樹のテストは13点。オチまで用意するとは流石だ。

色恋沙汰に精を出す前に勉強をしなさい。僕を甲子園に連れていきなさい。と、勉強もせずにドラムばかりやっている兄からでした。