サラリーマンは個人名が世の中に出ないので、昨今の社会では安全という面があります。

 

例えば、自営業の方や大学の先生だと個人名を検索したら、すぐに業績や住んでる場所まで特定されてしまいます。

 

専門的には個人でやってる人の方がかなり凄い一方で、給与面では大企業で社内でしか通用しない処世術や人間関係を構築した方が、いっぱい報酬もらえたりします。

個人で多額の報酬があっても顔バレしてたりすると、いわゆる有名税を支払う(プライバシーがないなど)デメリットもあります。

つまり、サラリーマンとして中途半端に出世したぐらいが1番良いかもしれないです。部長、役員クラスまで行くと、逆に世の中に出てしまうので。

 

そういう考えがありながら、ここ数年で私が携わった事業が広報や新聞に乗り、各方面のステークホルダーから問い合わせが来るようになりました。大した成果ではないのですが…

私としてはそれらの対応で忙殺されることになり正直面倒くさいです…

 

イェール大学の成田悠輔先生がある動画で言ってたのですが、若いうちは何も知らずに仕事に没頭できる期間が大切で、あまり早いうちから世の中に出ない方が良いそうです。

 

また、昨年阪神タイガースが何十年ぶりかの日本一でハワイ旅行とかメディア対応で選手たちはしゃいでいましたが、今年は主力の多くが2軍落ちしたりチームも首位を走っていません。。

 

要するに、どんな小さなことでも、仕事の成果を世の中が認めてくれて、報酬も上がり、自分としてはハッピーかもしれませんが、そうしてるうちに、新たな仕事にまともに取り組めなくなるのは嫌だなと思いました。

 

そして、(私はそのレベルにはないですが)世の中に出過ぎて有名税を払うようになるとサラリーマンとしての利点も失われていくように思います…