年収が上がるほど幸福度が上がりますが、600~800万円を境に、それ以上は年収が上がっても幸福度は下降していくようです。

高い年収を得られるということは、激務であったり、精神的にかなり削られる場合があるためだと考えられます。

 

それから、年収500万円の人が600万円になった時と、年収900万円の人が1000万円になった時では、得られる喜びも変わってきそうですよね。おそらくかなり年齢が高くならないと高収入の人がさらに100万円多くもらうのは難しいでしょうし、同じ100万円アップですがかかる年数も違うかもしれないです。さらに、同じ100万円アップでも累進課税である以上、増える手取り年収は、年収が高い方が少なくなってしまいます。

 

ということは、やはり800万円ぐらいが幸福度とのバランスを考えた際のちょうどいい年収と言えるでしょうか?

 

私の考えでは、無理することなくたどり着ける年収のMAX値が幸福度も考えた際の最適年収だと思っています。

以前に私が働いていたC社では、昇格試験を比較的若くから受けられることもあり、昇格後にたどり着ける年収の最大は800万円でした。

一方で、今働いているD社では、昇格試験に合格後にたどり着ける年収の最大は1100万円ほどだと思われます。

このように、働く会社によってたどり着ける年収は異なりますが、平均年収が1000万円以上の会社はほとんどないことを考えると、大手企業で働く人の目安としては、幸福度を最大化できる年収は1000万円かなと思いました。

 

1つ大事なこととして毎年年収が少しずつでも上がっていくことが年収としての満足を高めると考えています。

このことに関しては別の記事で書いてみたいと思います。

私の働くD社では、かなりテキトーに仕事をしても年収800万円ほどは保証されているようです。そして、世間的には800万円が最も幸福度の高い年収となっています。仮に会社生活を完全にあきらめて、パートタイマーのように1日8時間だけ働く見返りとして800万円をもらい続け、アフターファイブを充実させるという考え方もアリかもしれません。でも、例えば年収800万円の40歳の人にとっては定年まで20年もあります。そのほとんどを会社で過ごすことを考えれば、年収は少しづつでも上げていった方が働き甲斐はあると思います。