私は大手ホワイト企業C社に10年弱勤めた後に、大手ブラック企業D社に転職しました。

まず、転職先の企業としては、人間関係、重労働、新規事業などで専門家の不足、単なる人手不足、などで労働時間としては長時間勤務になることは覚悟しないといけないとは思います。

ホワイト企業の求人はすぐに埋まることが多く、なかなか開いていないです。

ただ、私がD社と同時に内定もらっていたもう1社は、本当にホワイト企業との噂が強かったですが、勤務地が工業地帯のど真ん中で空気が悪そうだったこと、2年で海外勤務に転勤させられることが決まっていたことがネックで、要するに労働条件としては(私としては)良くなかったです。

ちなみに、私が入ったD社の部署は、2人のモンスターがいて、5人ほどが退職、休職に追い込まれていて、私の採用された時期の半年ほどで4人ぐらいが新規にキャリア採用されていて、部署の半数が中途の人で入り込みやすかったです。しかも、そのモンスターの1人は私が入社後1か月で他の事業所に飛ばされていなくなりました。そしてもう1人のモンスターは私を採用してくれた部長でしたが、出世されて本社のお偉いさんになり、いなくなりました、とても幸運だったと思います^^

前置きが長くなりましたが、D社でのエピソードを書いてみたいと思います。

 

仕事が属人的で長すぎる残業時間

ブラック企業だと思う最たる部分がこれです。C社ではチームで仕事をしていたので、チームリーダーが成果のほぼ全てを持っていく点が不満であり、D社ではそれは解消されたのですが、個人単位で仕事をしており、隣の人の仕事の進捗は正確には把握していません。専門性の近い人はいるので、誰かが休職に追い込まれたら仕事を交代することはできますが、基本的には個人で仕事を調整する必要があります。

そして、1人あたりの仕事量は基本的に残業することを前提に組まれております。この点は転職前にも分かっていたので、内定後に紙面で質問してみました。すると残業時間は平均45時間は超えていないとの回答があったのを覚えています。前職のC社では全社平均でも20時間だったので45時間て・。・と思ったのを覚えています。

また、内定後に引越を伴うためにD社人事と自分のフリーメールアドレスでやり取りしているときの返信時間が23:45とかだったので、かなりヤバい会社だと覚悟して入社しました。

さらに、C社では1日の労働時間は7時間30分で、D社では7時間45分。C社では年間100時間以上残業したことはなく、D社転職後の1年目の残業時間は330時間だったので、初めの1年は前年に比べ年間400時間近く長く働きました。1年間でC社での10年弱の総残業時間以上残業したことになります笑 何とか気合で乗り切りました!

C社では20時以降に残業したことが1度もなかったのですが、D社では20時を超えることは忙しい時期には結構あり、22時まで残業したことも数回はあります・・

ただし、転職時に収入とやりがいを取ることを覚悟し入社したので、認識とのギャップはなく、その後ブラック企業から少しずつホワイト化していったので結果的には幸運だったと思っています^^