東京おとな日和 | Keep a journal @ 山脇りこ/Riko's Kitchen

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日々の、食、衣、住、旅、好きなことをつづっています。

読書感想文はこちら https://www.facebook.com/rikoyomu  に書いていますが、

今日はこちらに。


『東京おとな日和』 松尾たいこさん(幻冬舎)


いきなりですが、

松尾たいこさんは、美人であります。


もちろん、トップランナー(NHK)や、その他のメディアでごらんになって知っている、

という方もいるでしょうが、

イラストレーターさんの、姿を見る・・という機会はなかなかないかもしれません。


私も、はじめて意識して見たのは(いや、イラストを・・)クライマーズハイの表紙で、

中身とはうらはらな、ゆるめの絵なんだな?

なんででそうしたのかな?

面白いな・・と

感じたからだったと記憶しています。


その後、六本木ヒルズをはじめ、

そう思ってみると彼女の絵に触れる機会がとても多く、

うちの本棚にもたくさんあることに気づきました、ミザリーとかね。


そのイラストは、繊細でいながら、

不思議と、イラストそのものには強い感情やパッション、おしつけのようなものが無い、

でも、ぱっと見(み)は温かみがある・・・しかし実は冷たい?という疑義も浮かぶ、

そんなわけで、何回も見てしまう・・・ゆるやかな力のあるイラスト。


結果的に、松尾さんのイラストが好きなんだという結論に至り、

ツイッターでつぶやきを知ったことをきっかけに、

とあるレセプションで、生!たいこさんにお目にかかる機会がありました。


で、松尾たいこさんは美人であります。(ふりだしに戻る)


それもかなりの美人で、スタイルもよい。

さらに、言うまでもなく、

センスがいい(センスの悪い、トップイラストレーターやデザイナーはいないでしょうが・・)。


でも、なんか、含羞のあるひとだな~とその時思ったのです。


この、初のエッセイで、

その秘密も垣間見たような気がしています、勝手に。


だいたい、子供のころから超可愛かったであろう著者は、

それだけなら無邪気なんですが、

きっとものすごく繊細で、

繰り返すけどセンスも抜群によく、美意識も高いわけです。

しかも、頭もいい。(本を読めば分かります)


しかし、周りは田舎。(すいません、松尾さんは広島ですが、私も長崎の子なんで許して)


まったく別のベクトルでの評価とか、

関係性とかが存在する地方都市で、

きっと、すべてそろっているだけに、

だからこそ、

彼女は控え目になり、

目立たない方が生きやすくもなり、

人と違う才能や抜群のセンスや、

本人の美しさまでも

まっとうに評価されないまま、

埋もれそうになっていたのではないかな、と想像しました。


いやはや、32歳にして一念発起して、

東京へ出てきていただいて、本当によかった。


私は本を読んでいて、

長いまつげで、うつむいて、下を向きながらも、

様子をうかがっている・・・超かわいいショートカットの子供が浮かんできました。

松尾さんの画風で。


だから、20代より、30代より、40代のいまがいちばん好き・・

という彼女の言葉がしみます。


イラストレーターとして成功したことで

自信を持てた・・というだけではなく、

いまがいちばん本来の自分らしいのだろうな、とおもうからです。


それには、ご主人をはじめ、たくさんの、

ホールライフを、

全松尾たいこを、認め、愛してくれる方々のパワーもある・・・と書かれています。

もちろん、それこそが、彼女だからこそ、手にしたものです。


私は、自分自身が、地方で育ち、

はやくここから出よう、と、

ベビーベットから、四肢が飛び出ている巨大児の映像をイメージしてすごしていました。


私の場合、そこまで巨大じゃなかったことに、

今は気づいていますが、(体型は巨大化ちう)

松尾さんはきっと、今、のびのびと、気持ちのいい、

晴れた日の芝生にねそべっている・・そんな気がします。


気持ちよく生きている人(もちろん、本人の強い意志のたまものとして)の

日々のコトが、

魅力的でないわけがない・・わけです。


本には、たいこチョイスの優れ物などの情報もさることながら、

たぶん紆余曲折の末、整理された、

ファッションやお化粧、インテリアでのルールなどもつづられています。


なにより読みごたえのある、仕事のルールも。

=生き方のるーるでもあるから。


表紙の松尾さんもとってもチャーミングで、

彼女が40代女性として、その容姿もマネしたい存在だと知って読むと、

さらに深まると思います。



リコズキッチン~ひと手間かけて、旬ごはん♪ と くらし270度


ちなみに、

この本を読んだ後に、

自分が使っているアイシャドウをみたら、

なんと、20年くらい前に、友達がハワイで買ってきてくれた、

ブルーのパッケージのDior。

※今の人は、このパッケージ見たら、偽物?とか思うな、たぶん。


深く反省しました・・・。


『東京おとな日和』

http://taikomatsuo.tumblr.com/



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