いつもは、紅玉の季節、
11月に作る りんごのジェリー。
勝手に師匠と仰いで尊敬している辰巳芳子さんのレシピです。
これは、辰巳先生の本で見て、うーんと思っていたところ、
由布院の玉の湯という旅館で作られているのに出会って、
食べてみたら、すごく優しい味で幸せだったので、
りんごは、紅玉などがいいですが、
今回は、紅玉の季節はとおーーーっくに終っていましたので、
赤いフジとグラ二ー・スミスという青りんご(すっぱい、好み)でつくりました。
りんご(6個くらい)は、皮ごと煮るので、きれいにキレイに洗って、
白ワインと水、1:1で煮ます。(辰巳先生は水のみ)
上↑は煮あがったところ。
これを さらし(ガーゼとか) にいれて、
ポタポタたれてくるしたみ汁をとります。
氷嚢みたいな感じで、つるしておくわけです。
※私はガーゼとかさらしを袋状に縫ったものをつかっております。これは普段も便利です。
気の長ーい作業?になるので、
夜中とか、仕事に行っている間、つるしておきます。
その汁を煮つめていくのであります。
下↓は煮詰める前。
うすい紅茶のような色です。
火にかけて、半分くらいまで煮詰めたら、
氷砂糖か、粗目を入れて、
さらに ことこと していきます。
レモン汁も加えます。
りんごの皮からペクチンがでていますし、酸味もあるので、
砂糖を加えることで、ジェル状になります。
あまり煮詰めると飴のようになってしまうので、
混ぜていて抵抗がでてきたくらいで、余熱を利用すると、
ジェリー、という状態に。
もちろん普通にヨーグルトにかけたりしてもおいいしけれど、
サツマイモを煮たり、
豚肉を煮たり、
甘み代わりとしても、使っています。
レモンなどの柑橘系を輪切りにして、これに一日漬けておくのもおいしいです。
ちょっとひと手間かかりますが、
お手間なぶん、買えない味になっているかな、とおもうのです。
※しかし冷静に考えると、手間ではなく時間がかかるだけ?
ま、毎年、家での最大の難関は、
りんごを、つるす場所・・・なんですけど 。
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