男と女のガムゲーム(後編)。。。
すんません忘れてた。。。前回 のつづきです。
ブキボーグのますらおぶりに比肩するたおやめぶりガムをひとつ選ぶとしたら、、、
いまはなきカネボウフーズが、なくなる直前のドサクサに紛れて発売した世紀末ムード満載な、あのガム。。。
カネボウフーズ にょびガムラ~
どうですか? この語感。ひざかっくんを前からやられたかのような衝撃!! ガムだヨン様。
カネボウフーズさんには『ねるねるねるね』という『いつの時代も子供の心をつかんではなさないロングセラー』(ホームページより)がありますが、そこにガムが参加したら、、、参加してしまったら、、、それがにょびガムラ~なのです。現在はクラシエフーズと社名を変えて『ねるねるねるね』は絶賛販売中。しかし『にょびガムラ~』は歴史の闇に葬り去られ、、、
それでもわたくしは忘れない。にょびガムラ~とあの有名人との競演を、、、
当時、浅田真央ちゃんが、いまはもううっすら大人の色気すら漂わせている真央ちゃんが、まだ中学生とかの奔放なお年頃で、なんかのテレビで密着してたんです。
そこで真央ちゃんが、このにょびガムラ~を、上の図のまんま、右手と左手で持って、びろ~んってやってた映像が、ほんの数秒ではありましたが全国放送されたのを、わたくしは見逃しやしなかったのですから、、、たぶん『にょび』ってのは『女』の『美』のことではないか。
と、いうことで、ますらおガムとたおやめガムがそろったところでいつもの通り、ここからは声を限りに叫んでみようよ。あらん限りの大声で。叫ぼう!! ガムの名を!!
たとえそこが職場でも!! たとえそこがオフィスでも!! たとえ職場とオフィスが同じことでも!!
たったいま赤ちゃんを寝かしつけたところでも!! 寝た子を起こす大音声で!!
そしていつか大きく育ったその赤ちゃんの最初に話す言葉が、男の子だったら『ブキボーグ』、女の子だったら『にょびガムラー』だったら、どんなに素晴らしいか。。。
次世代にガムをつなぐ、ガムブログなのです。いきますよ!!
ブキボーグ
にょびガムラ~
ブキボーグ
にょびガムラ~
ブキボーグ
にょびガムラ~
ブキボーグ
にょびガムラ~
はい、よくできました。
さようならガム。。。
気がつけばどうでもいい無駄話ばかりをネバネバくちゃくちゃ繰り広げるブログに成り下がっていたガムブログなのですが、きのうふと思い出した。このブログのジャンルはたしか、、、『アート』だったはず。。。
ガム絵はアートなのです。
便器にサインをしてそれをアートにしてしまった、 マルセル・デュシャンのそのアート便器に、そろそろだれかが何かを付与してもいいころなのでは? 思いっきり革新的ななにかを、、、
それは例えば吐き捨てたガムくらいの不遜さが、ちょうどいいんじゃない?
便器をアートだと言い放った不遜さに釣り合うものは、吐き捨てたガムくらい。
その左下のぐしゃぐしゃしたデュシャンのサインを、すっぽりガムで覆い隠したら、それはまた新しい現代アートとして、リサイクルされるのではないか。。。
、、、いうことで、3年ぶりにこうして再開したガムブログが、そろそろ軌道に乗りかけてきたところで、もうそろそろ過去の話はやめにして、新しいガムの話を語り、そして新しいガム絵を描いていこう、そう思うのですよ。
そのためにまずすべきことは、、、過去との訣別。
3年前のガムを捨てる!!(山ほど)。ガムよさらば、、、
いや、これがほんとにね、3年ブログを休んでいる間、1回も開けなかったガム貯蔵庫を、こないだ開けてみたんだ、、、まだ使えるガムがあるかと思って、、、おそるおそる、、、
いや~、いろんなのがいましたよ(虫以外)。
虫以外でよかった~。よくあれで虫が涌かなかったよ。奇跡だ。
もう、ガムがさ、3年ぶりにコンニチワのガムが、3回分の夏と冬を越えてきた仲間たちが、同朋意識が強すぎたのかな? 結託して、癒着して、溶解して、侵食して、融合して、、、ひとつになってた。
あれはあれでアウトサイダーアートだったなぁ。捨てたけど。見せられるレベルでないので、、、さすがに画像は自粛させていただきますが、、、
でもちょっとだけよ(見れるレベルのやつを)、、、
パッケージを開けていないのもアウトだったが、開けていたのはよりアウト(ツーアウト)。
この途中まで噛んで放置のプチガムもフジツボのようにケースにびっしりで(スリーアウト=チェンジ)。
ずっしり重いガムを捨てる。まさかこの中身がぜんぶガムだとは思わないだろうなぁ、、、ガムなんですよ。これ、ぜんぶ。
『蛍光灯です』みたいに貼り紙しとけばよかった。『ガムです』って。
こうしてガムブログは新しいステージに突入したのです。
芦屋ガム之介先生の新作ガム絵(08)に、乞うご期待!!
ガムで虫除けついでにシュールレアリスム。。。
本日は誰も知らない秘伝のガムで簡単にできる「虫よけ」を伝授して、なにもかもおしまいにしてしまいたいのです。
ガムで絵を描いていて不便なのは、お口がひとつしかないということです。黄色いガムを噛んでいる最中、ワンポイントでピンク色が欲しくなる、、、
まあ、そういう経験は誰でも一度や二度あると思うの。
そんなときおてがるに手の甲とかに一時、いま噛んでいるガムを避難させて、、、
そしてそのまま蓄積された疲労に負けて寝てしまう、、、
まあ、そういう経験は誰でも一度や二度あると思うの。
手の甲にガムをべっとりつけたまま寝てしまう。目がさめてあら不思議、全身が蚊に刺されまくりなのに、なぜかガムに覆われた手の甲だけは、蚊に刺されてはいないのです。
なぜでしょう?
血が大好物の蚊は甘いガムなどには興味がない、そしてよしんば突然変異が興味を抱いたとしても、、、非力な蚊のストローに、肉厚なガムを貫くことは、不可能なのです。
つまり素肌が露出する部分にガムをベタベタはりつけておけば、そこはもう蚊には刺されないのです。
以上の怪文書はすべてわたくしの歪んだ想像力が産み落とした机上の空論です。
嘘だと思うならやってみればいいじゃん!!
右手は剥き出し、左手はガムまみれのアバンギャルドな格好で、庭とか、通報されない程度の路上とかで、一晩、寝てみなよ(この夏いちばんの強烈な思い出)。
新しい朝がきたときあなたは発見するのです。蚊に刺されまくりの右手と、蟻がたかりまくりの左手とを。。。
そしてその蟻だらけの左手の方こそが、まさにシュールレアリスムアートなのです。