先日、勇気を振り絞って投稿した記事↓
「私も赤面症です。」
というコメントを頂いたりして
陰ながら、ひっそりとこの症状に苦しむ人って
意外と多いのでは？と感じました。
赤面症の人って
とにかく人との接触を避けるようになるから
仲間（？）を見つけにくいと
専門家の先生もおっしゃってました
あなたはどこにいるの？
ここからは前回の記事の続きとなります。
↓ ↓ ↓
普通の人なら謳歌する青春時代を赤面症に乗っ取られた私は
無事、地獄のような中学時代を終えた。
高校進学時期の私は
男性恐怖症になってしまい
本当は行きたかった英語科のある高校は
共学という理由で諦め
赤面のリスクを減らしたい一心で女子高への進学を選んだ。
男子が学校にいないというのは
最初とっても気楽だったけど
徐々にその環境下でも、発表の時はもちろん
女友達と話す時や自分に注目が集まると
息が詰まり、顔がカーっと赤くなった。
その中でも特に辛かったのが通学時のバスや電車。
同じ年くらいの知らない高校生がワンサカ乗ってて
乗る時も降りる時も心臓がバクバク
誰も見てないのに
自意識過剰でやぱり赤面…
降りて1人になった時は
緊張の疲れと情けなさで
毎回半べそ状態でした。
バスを降りた時
後ろから肩をトントンと叩かれ
『あなた赤面症で悩んでるのね、大丈夫よ』
と微笑んでくれる優しいおばあさんが現れて
私を救ってくれないかな…
なんて高校生にもなってそんな幻想を抱く位
やっぱり毎日が辛かった。
その頃には、家族にさえ緊張していた気がする。
自分の赤面を家族にだけは気づかれたくない！！
そんな思いで必死だった。
赤面してしまう自分には価値がなく
がっかりされるような気がして怖かった。
顔色悪いよとか
顔に何かついてるよ
と顔に注目されるのが怖かった。
母親と出かけても学校の誰かに会っちゃうかもと思ったら
車から出られなかった。
卒アルに載せる個人写真の撮影も怖かった。
とにかく日常の全ての軸が赤面症で
赤面症に振り回されていた。
学校を卒業して働くようになってからは
人前で発表したり、集団行動が減ったおかげで
学生の頃よりは赤面症も気にならなくなっていた。
でも相変わらず
✔朝礼での一言
✔社員食堂
✔複数人での会話
そんなものがたまらなく苦痛だった。
そんな中、私もようやくPCを手に入れ
ネットの世界を知った。
当時30歳手前だったと思う。
やっぱり真っ先に検索するよね…
「赤面症」
検索して感じたのはある種の絶望感…
自分の異常性を改めて突き付けられた感じだった。
10人に1人の割合で発症する赤面症。
やっぱり私は普通じゃなくて
みんなに「あいつ変だな」と思われてるんだ
やっぱりこれは恥ずべきことなんだ…
見なきゃ良かった…
と思った時
自分も重度の赤面症だったけど
それを克服したという人のサイトが目についた。
その人はメルマガで赤面症についての情報を流していて
私はその人のメルマガに登録した。
メルマガを読んで
赤面症に悩んでるのは私だけじゃなかったんだ！
あんな場面で赤面するとか、こんな気持ちになったとか
私のこと？と思えるほど共感した。
すごくホッとして、「私、ここにいていいんだ」と
安心したのを覚えている。
「私も赤面症を克服できるかもしれない」
そんな思いでその人の克服メソッドを
購入して、実践した。
結果、赤面する自分はいまだにいるけど
それで悩んだり、行動に制限をかけることはなくなった。
という意味では
「赤面症」ではなくなったんだと思う。
赤面症とは
その赤面した顔を見られるのがすごく恥ずかしいと思い、
次第に人と関わることを避けてしまう対人恐怖症の中の一つ。
メソッドを実践して感じたのは
大事なのは赤面しない自分になるのではなく
赤面に振り回されない自分になること。
赤面症の自分にフォーカスするのではなく
なりたい自分にフォーカスする。
この考え方を知ってからはずいぶん気持ちが楽になった。
赤面上等！！
赤面する自分だっていい♡
現在アラフォーの私
赤面症との付き合いは
かれこれ30数年…
そんな私が今、赤面症に悩んでいる人に言えることは
赤面するのはあなたの個性。
なくしちゃいけないってこと。
顔が赤くなったからって
誰もあなたを嫌いにならない。
赤面する自分を責めて一番嫌ってるのは自分だから
まずあなたが優しく
「大丈夫だよ」って
赤面症で苦しんできた自分を抱きしめてあげてほしい。
赤面症じゃなかったら
アレができるのに…
コレができるのに…
そんな思いがあるなら全部書いてみよう！
それって赤面症だからできないの？
赤面症をいいわけにして逃げてない？
そんな風に一度振り返ってみてほしい。
10人に1人の割合で発症する赤面症。
私って10人に1人の人なんだスゴイ！！
30数年、赤面症と共に歩んできた私は
ここまで超ポジティブになれました
赤面症だから結婚できないかも…って本気で思ってました。
今は結婚して３人の可愛い子どももいます♡
赤面症だから自分のしたいことができない…
赤面したままで自分のやりたいことやっちゃえばいいんです。
私は赤面しながらも、こうやって起業できました！
赤面症はあなたの大事な個性
なくしちゃいけないよ。
赤面症で悩んで苦しんだからこそ
人の痛みや弱さ汚さ、優しさに気づける私になった。
そんな深い心のひだを作ってくれたのも
赤面症のおかげだなと思ってます。
あなたはそのままでいい！！
自分の人生を
私で生きていきましょ
誰か1人でもいいので
このブログがエールになったら嬉しいです♡
長いお話しにお付き合いいただき
ありがとうございました
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