6月11日 後追いBOSJ、5.28沼津、5.30.31後楽園 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

準備してます。次の機材の準備です。

重さ量ったら、141㎏ありました。

これを3人で担ぐとなると、1人47㎏背負う事になります。まぁ、全部は担がないですけどね。

 

 

さてラストスパートです、BOSJの。

5.28の沼津大会、Bブロック・ラス前です。

前日までの成績です。

 

5勝2敗、石森太二、高橋ヒロム

5勝3敗、R・イーグルス、SHO

4勝3敗、KUSHIDA、D・モロニー、DOUKI

3勝4敗、ニンジャ・M

2勝7敗、F・アキラ

0勝7敗、D・ダイヤ

 

沼津大会第6試合Bブロック公式戦。

準決勝進出の可能性が断たれたニンジャ・マックさんと、いまだに白星なしのドラゴン・ダイヤ君の試合。

準決勝進出は断たれてしまった2人ですが、この2人に虜になった人は多いはず。アクロバティックな動きには、やはり目を奪われます。マックさんが勝ち4勝4敗の星をイーブンに戻しました。

 

沼津大会の第7試合は、4勝3敗同士のKUSIDAさんとDOUKI君の試合。

どちらもこれに負けると準決勝進出が断たれてしまいます。派手な攻防よりも、前半戦の技術的な応酬に感心してしまいました。見ていて面白い、もっと見たいと…。最後は、デイブレイクからのイタリアンストレッチNO.32でDOUKI君のギブアップ勝ち。

 

セミファイナルは、5勝同士の石森さんとSHO君の試合。

SHO君は、アキラ戦の不戦勝が決まってるので、これが最後の試合。SHO君劇場を、どうしても期待してしまう、自分がいます。

思い出しましたが、今回のBOSJの個人的な優勝候補筆頭は、石森さんでした。それは今も変わってないので、最後の決着は納得です。石森さん、6勝へ一番乗り。SHO君は、これで脱落。

 

沼津大会のメインです。

5勝2敗のヒロムさんと4勝3敗のドリラ・モロニーの試合。

実は、このモロニーさん、個人的に買ってます。

良いレスラーだと思います。

いずれベビーにターンして欲しいと思ってます。

 

ヒロムちゃん負けちゃうの?…そんな試合でした。

モロニーさん、単なるパワーファイターじゃないという事です。

パワーファイターじゃない一面をもう少し磨けば、たぶんこの試合、勝てたでしょうけど。最後は、抑え込みでヒロムさん6勝目を手に入れました。

 

どんだけ苦しかったかは、試合後のマイクの時に立てなかったことが物語ってます。

Bブロックも。あと1試合。さて成績です。

 

6勝2敗、石森太二、高橋ヒロム

5勝3敗、R・イーグルス、DOUKI

5勝4敗、SHO

4勝4敗、KUSHIDA、D・モロニー、ニンジャ・M

2勝7敗、F・アキラ

0勝8敗、D・ダイヤ

 

石森さんとヒロムさんの最終試合は、直接対決です。

ということは、どちらかが負けます。

1勝差で追走してるロビーさんとDOUKI君も直接対決です。…という事です。

 

5.30後楽園は、Aブロック

5.31後楽園は、Bブロック

それぞれの最終公式戦です。

 

 

 

5.30後楽園ホール大会…行きます。

 

ここまでの、Aブロックの成績です。

5勝3敗、ティタン、E・デスペラード、HAYATA、B・クリスチャン、

4勝4敗、C・コナーズ、TJP、ケビン・N

2勝5敗、藤田晃生、金丸義信、BUSHI

 

明日のBブロック最終戦に向けて、DOUKI君吠えてます。絶好調だと、吠えてます。開幕戦の時に故障してた箇所が治ってると吠えてます。

 

一方、ヒロムさんは、明日同点でも準優勝進出が出来ると、初めて知ったみたいです。そうか…と、1人納得してます。

 

Aブロック最終公式戦、開始。

後楽園ホール第5試合、4勝4敗のコナーズは、準決勝進出へ向けて勝利が欲しいとこ。

一方、金丸さんは負け越しが決定の3勝5敗。

ベテランの意地として、1つでも勝ち星が欲しいとこ。

結果…勝ちゃいいんだの、ノブさんリングアウト勝ち。

5勝に届いたら、もしかしたらもあったコナーズ、負け越しで終了。

 

第6試合、5勝に届いたら何か起こるかもしれないケビン・ナイト4勝4敗、ベテランの意地その2のBUSHIさんは3勝5敗。

身体能力お化けのケビンですが、長いリーグ戦…、あちこち痛みます。それでも今年、ケビンは頑張った。頑張ったけど…膝殺しの猛者、BUSHIさんのファブルでギブアップ。共に、4勝5敗で終了。ケビン、届かず…。

南側客席の階段上からのダイブ、うまくいったかいかないか…でしたかね(笑)

 

4勝4敗が、もう1人います。

開幕4連敗後の4連勝で、ここまで来たTJPさん。

5勝3敗でトップタイのティタンとの戦い。

TJPは、ティタン相手だと分が悪い…。

相性が悪いのか…苦手なのか…、勝ち星が無い。

 

そんなTJPさんの奥の手引き出し、アスワン降臨。

TJPのようでTJPじゃない、ベンベン!

セオドア・ジェームズ・パーキンソンのようで、セオドア・ジェームズ・パーキンソンじゃない、ベンベン!

それは何かとたずねたら…、の、アスワンです。

勝つためには、変化が必要だと言っていたのは、このことでしたか…。

 

でも、最後はお互いをたたえて終了。

ティタン、5勝4敗。TJP、5勝4敗。

星の上では同点ですが…、直接対決の勝者が上なので、TJP…ティタンを引きずり下ろしました。

 

TJPバックステージで1言だけ…

「後は、お前次第だ…」

そう言いました。誰…、誰の事…?

 

TJPが、直接対決で勝った相手を考えます…。

ティタン、デスペ、HAYATA、クリスチャン…。

あれぇ…、全員最終日をトップでむかえた人ばかり…

星が並んだら、引きずり下ろせる…という意味。

後1人は、藤田君。

そうか…、藤田君にたくしたか!

 

Aブロック最終公式戦、セミファイナルです。

5勝3敗のトップタイのブレイク・クリスチャン。

2勝6敗の負け越し決定の藤田晃生君の試合。

初参戦のクリスチャンが勝てば、6勝に手が届き、準決勝進出。初参戦、待ちに待ったBOSJ参戦、待ったかいがあったというもの。それだけのインパクトを残しました。この人、私好きです。

 

ですが…

若者の執念に…

最後、どう勝ったか覚えてないという…

最年少優勝を狙ってる若者に負けました。


なんということでしょう…

藤田君、恐るべしです。

 

新日のジュニアに魅せられて、プロレスラーになったクリスチャンの初参戦は、終わりました。 

同じく5勝4敗のTJPに、直接対決で負けてるクリスチャンのBOSJは、終わりました。

 

「後は…お前次第だ…」

藤田が勝ったことで、TJPは、メインの戦いに決着がつけば…、2位浮上です。

 

メインは、5勝3敗同士の対決。

勝てば、準決勝進出、負ければ…

じゃあ、引き分ければ?いやいやいや…。

 

デスペさんとHAYATAさんの試合。

さすが、HAYATA選手…。

そんな感じです。

 

でも、知ってます。

こんな試合展開…

デスぺさんが負けない試合展開です。

こうなっちゃうと…負けないんです、この人。
 

最後の最後に巻き返し…礼を尽くします。

デスペさんのマイク

「HAYATAさん!ありがとうございました。最後の公式戦がアンタでよかったっす。最初だったら、俺…たぶん、1位通過とかしてない。ヤバイな…久々だぜ、昼飯から緊張して、あんまりメシ食えなかったっていうのは。ようやっとだ、ようやく。前回もアレな、1位通過してティタンに負けて、ダメだったからよ。明日決まるんだろ?楽しみにしとくよ。
 でも最後の最後、大阪城ホールで、メインに立って、最後の最後、バズーカ受けるのは、俺だから!」

 

この人…、こう言うことで、自分を追い込んでる。

そう…思いました。

 

バックステージでHAYATAさんに、「アンタみたいな人たちがいてくれるから…『SUPER Jr.』ってのは面白い」そう言ってました。最上級の誉め言葉と感謝の言葉だと思います。

 

Aブロック最終結果です。

6勝3敗、E・デスペラード、

5勝4敗、TJP、ティタン、HAYATA、B・クリスチャン、

4勝5敗、C・コナーズ、ケビン・N

3勝6敗、藤田晃生、金丸義信、BUSHI

 

1位通過は、デスぺさん。

2位通過は、まさかまさかのTJPさん。

 

行っちゃいましょう…

行っちゃいましょうか…、5.31後楽園。

 

 

5.31後楽園ホール大会。

 

先ずは、昨晩の前言撤回宣言から…

「クソ…バカヤロー…あんなヤロー…、分かり合えたと思ったけど、前言撤回!昨日言ったことナシだ!俺はお前に勝ってんだからな! 

そのうちGHCナショナル(王座)獲りに行くからな。その腰から引っぺがしてやる。ろくなもんじゃねえ~!」

昨夜、HAYATAさんとリング上で、わかり合えたと思ったですよねさんですが、そうじゃなかったみたいです。デスペさんのGHCナショナル挑戦、みたいです。

 

第5試合からBブロック最終公式戦がスタート。

もう1回、成績を振り返ります。

 

6勝2敗、石森太二、高橋ヒロム

5勝3敗、R・イーグルス、DOUKI

5勝4敗、SHO

4勝4敗、KUSHIDA、D・モロニー、ニンジャ・M

2勝7敗、F・アキラ

0勝8敗、D・ダイヤ

 

YOH君の負傷欠場を受けてからの出場となったKUSHIDAさん、現在4勝4敗で勝ち越しを狙います。

田口さんの負傷欠場を受けて急遽ドラゴンゲートから参戦してくれたドラゴン・ダイヤ君、悲願の1勝を狙います。

奇襲攻撃から攻撃の手を緩めないダイヤ君。

しかし、百戦錬磨のKUSHIDAさんは、徐々に流れを引き寄せます。

欠場後、初めてお客さんの前に立った田口さんが解説席で見つめるなか、田口さんの代名詞ヒップアタックから技を畳み掛け、ダイヤ君…公式戦悲願の初勝利。

 

後楽園ホールの手拍子が、ダイヤ君の初勝利を祝います。皆、待ってたんです。彼のひたむきな頑張りを見てたんで…。

田口さんの「ありがとう」という1言が、全てを物語ってます。

 

第6試合は、4勝4敗同士のニンジャ・マックとドリラ・モロニーの試合。

やる意味が無いと帰ろうとするモロニーさん。

そんなモロニーさんを引き止めるマックさん。

機動力とパワーの戦い。

惨劇は、この後…

ニンジャスペシャルで飛んだと思ったら、そのままでキャッチして、場外でドリラキラー…、例のグシャッとするやつです。そのまま、場外カウントアウト。

モロニー5勝で、勝ち越し。

 

Bブロック最終公式戦セミファイナル。

5勝3敗同士、DOUKI君とロビー・イーグルスの試合。

実は、DOUKI君、ロビーに勝ったことがありません。

徹底した膝攻めで、今回もロビーに攻められます。

IWGP Jrのシングルベルトも巻いたことがあるロビーの方に分があるようにしか見えません。

でも、今年のDOUKI君は…違います。

自信が…あるように、見えるんです。

最後の約3分間の攻防…、唸りました…。

ロン・ミラー・スペシャルを切り抜け、スープレックス・デ・ラ・ルナで、ロビーから初の公式戦勝利を奪いました。

 


DOUKI君のバックステージです。

「俺もよ…ロビーも、お互いライバルって言ってたよな。お前とはよ、今日で5回目。でもな…今日まで俺は、全部お前に負けてんだよ。それでも…それでもなおロビー…お前は俺のことをライバルだって言ってくれる。ロビー、お前はDOUKIを一番評価してくれる一人の選手だったな。まだ1勝かもしれない。でもな、今日やっとお前のことを、世間もライバルって認めてくれたんじゃねえか?」

「ロビー、お前、白くてセクシーな王座持ってるだろう…『BOSJ』の後…IWGPジュニアヘビー級王座を奪って…その後は、俺がお前の国に行って、俺がその白くてセクシーな王座を奪ってやる。」

 

驚いた事に…相思相愛でした。

 

ロビーのバックステージコメント。


「去年、俺は気づいたんだ。お前はライバル以上の存在だ。セルリアンブルーのマットの上では、俺たちは『永遠のキョウダイ』だ。去年、お前とやれなくて残念だった。異なるブロックだったからな。」

 

自分が準決勝へ行けないのは、わかっていた。

DOUKIは、まだ可能性が残ってる。おめでとう。

そして準決勝へ行く事が決まったら、デスペラードを倒せ…と。

そして、同じユニットではないが、お前を応援する…と。

そして、オーストラリアに俺のベルトを奪いに来い…と。

…そう言ってました。長かったので、まとめました。

 

良い奴じゃないか、ロビー。

BOSJのデビュー、この2人は同じ年だったのでね、ある意味同期…ということでしょう。


「6年連続出場。俺は、来年の『BEST OF SUPER Jr.』へも出場権を得る為なら、なんでもやる。
 そしたら、俺は外国人連続出場記録のタイ記録を達成することになる。その記録保持者が誰だか分かるか?プリンス・デヴィットだ。俺があいつと肩を並べることになる。」

おおっ…、その目標があったか…。

 

さて、メインです。

最終公式戦は6勝2敗同士、高橋ヒロムさんと石森太二さんの試合。1年前に石森さんが負傷し長期欠場となった同じカードが組まれました

国内外のジュニアの主要タイトルをほぼ取りつくしている石森さんですが、手に入れてないものがあります。

ジュニア最高峰の「BOSJ」、その優勝だけ…手が届いてません。しかも、昨年は試合中の首の怪我でのレフリーストップ。

 

ワールドカップの借りは、ワールドカップでしか取り返せません。サッカーの話ですが…。

BOSJの借りはBOSJでしか返せません。

最終戦の、この高橋ヒロム戦に、すべてを合わせてきたのでしょう。完璧な体の仕上がり、完璧な試合運び。

なんで、この人がBOSJ優勝できてないのか、わかりません。

ただただ…感心してしまう試合運び。

 

石森さんの体を見てれば、わかります。

この人がどれだけ努力家なのか…。

ある日だけ頑張ったって、ある期間だけ頑張ったって、あの体は出来上がりません。日々の弛まぬ努力が、あの腹直筋です。

 

トップタイのヒロムさんですが、この試合に負けると準決勝に進めません。新日ジュニアの顔が、準決勝に進めないのです。それがヒロムさんの、掟破りのブラディークロスだったのでしょう。


最近使ってない技を解禁する。それが石森さんのこの試合にかける意気込み、それが石森さんのBOSJ優勝へかける意気込み、なのでしょう。リバースブラディサンデー、ブラディークロス、後楽園ホールでの、ジュニアによるすげぇ試合、決着がつきました。


石森さん「ヒロムー!ヒロムー!、お前とまた…ここ後楽園でやれて、スッゲー気持ちよかったぜ!個人的な事、言わせてもらうけどよ、去年の『SUPER Jr. 』…ここ後楽園ホール、vs高橋ヒロム戦で試合中に怪我をして、そのままレフェリーストップ…欠場した。あれから色々なモヤモヤがあったが、今日で俺の中では…俺の中では全部、それが出せたよ。」

 


「それとよ、お前ら少し勘違いしてねえか?

イケメンが勝つとか…人気者が勝つとか…思ってんだろ、お前等。…プロレスはな!プロレスはな!…強えぇ奴が勝つんだよ!」


全ては巡り合わせ、自然とこうなる運命、全ては神の恵み。

やるべきことをやってる人だから、言える言葉なんでしょう。

ミスターパーフェクトは、努力の人なんです。

 

Bブロックの結果です。

7勝2敗、石森太二、

6勝3敗、DOUKI、高橋ヒロム

5勝4敗、R・イーグルス、SHO、D・モロニー

4勝5敗、KUSHIDA、ニンジャ・M

2勝7敗、F・アキラ

1勝8敗、D・ダイヤ

 

Aブロック、1位通過はデスペさん。2位はTJPさん。

Bブロック、1位通過は石森さん。2位はDOUKI君。

 

今年のBOSJも、あと3試合。