どうも久々に胸熱な展開になりそうで、決勝戦リアルタイムで見ようと、1回戦からのおさらい止めて、準決勝から、まず見ることに。
春のトーナメント、NJC2024の事です。
ちなみに個人的な優勝予想は、デビッド・フィンレーでしたが、準々決勝で…体調不良による欠場で姿を消しました。これで準決勝に駒を進めたのは…後藤さん。
久々の後藤さん。散々、G1後藤再爆発説を唱え続けて、散々裏切られ続けて来た、あの後藤さん。
3.18ビックパレットふくしま大会を見ます。
セミファイナルの準決勝のもう1試合は、辻陽太君と現NEVER無差別王者のEVILさん。
荒れた展開になるのは、もうわかっていた事ですが、何と没収試合になってしまいました。
しかし準決勝ですので…、やらないわけには行かないですよね。…再試合です。
それにしても、まぁ…
EVILさんの最近の仕事はね…、良い仕事してますよね。
辻君は、こう言ってます。
「EVIL、認めたくないけど…お前は凄いレスラーだ。認めたくないけど、お前の事を尊敬している一面もある。ただ、お前のやり方じゃダメなんだ。」
もう1つの準決勝戦です。
ふくしま大会のメインです。
2連覇を目指すSANADAさんと、かつての春男…4回目のNJC制覇まで、手の届くところに来た44歳の春、後藤洋央紀さん。
44歳の春、叶えれば、8年ぶりの決勝の舞台。
ずっと裏切られた続けてましたが、後藤さん決勝進出。お客さんのリアクションは、明らかに後藤さんの決勝進出を後押ししてます。
後藤さんが頑張ってたら、応援しないわけには…いかない。
フィンレーがね、個人的には本命のNJCでしたが、そのフィンレー戦不戦勝。流れが来たでしょ…。
SANADAさんを下し、2連覇阻止。8年ぶりの春男の舞台へ。
早速、挑発にくる30歳、前途有望な辻君に…
後藤さん「俺も、お前に見せたいモノがあるんだ…。」
「New Japan Cup、3回優勝の、この俺の底力を見せてやる!」
福島大盛り上がり、おっさん頑張れ。
そして、3.20新潟・アオーレ長岡、メイン。
NJC2024決勝戦。
…追いつきました。リアルタイム観戦。
後藤洋央紀 対 辻陽太
帰国してからの辻君の活躍は、やはり目を見張るものがあって、あの体で、あの動きというのは、単純に凄い。そればかりか、貫禄だって着いてるし…。
もしかしたら、もしかするんじゃないか…とは、結構皆が考えてたことでしょ?
1回戦で、コブちゃんを破ったというのを知って、これは…もしかするともしかするのでは…と。
しかし…
解説のミラノさんも言ってましたが、福島大会の後で、チケットが相当売れたと…。
皆ね、後藤さんが決勝戦に進出したとなったら、これはどうしたって、後藤さん後押ししたくなるでしょ…。
自分だって、後から結果知るんじゃなくて、リアルタイムで見たくなった。
それはやっぱり、後藤さん待望論が、何処かにあったという事。
会場人気は、見てる限りでは、後藤さんの方が多い。
それは、やっぱり、後藤さんが作って来た何かが、皆に届いてたという事。
若いプロレスファンは、辻を応援して下さい。
それで、良いと思ます。
おっさんのプロレスファンは、どうしたって後藤さん応援するんです。
だって、ずっと見てたから、後藤さんの事。
ずっと待ってたから、後藤さんの事。
その後藤さんだって、かつては新世代の雄で、2008年のG1は、初出場初優勝で史上最短キャリア記録保持者。29歳の夏の事。翌年、NJC初優勝で、春夏連覇。
対する辻陽太君は、今30歳。
でも、皆思っていたはずです。
後藤さんが優勝したら、両国へ行こう。
両国行って、早咲きの才能が唯一手にしてない、後一歩で届かなかったIWGPを…、後藤さんの初戴冠を後押ししよう。
後藤さんを応援しに、両国へ行こう…って。
私だって、そう思いました。
でも、辻君の凄いところは、試合で会場人気をひっくり返した事。最初は、後藤さんの応援の方が大き
くて良いんです。それすらひっくり返して、全部もらって、両国行きます。
ある事を思い出しました。
かつて、プロレスを見るきっかけになった、ある試合です。
若きIWGP王者の橋本真也さんが、藤原の組長と防衛戦をしていた試合です。インタビュアーに「今日の会場人気は、圧倒的に藤原さんの方が多かったですけど、やりにくくなかったですか?」って…。橋本さんは「それで良いんです。藤原さんを見に来て、それで俺が良い試合やって、なんだ今度のチャンピオンはなかなあやるなって、そう思わせる試合すれば良いだけですから。」
私、そこから橋本真也さんに、心奪われました。
長州力さんとの防衛戦、周りの観客は…ぼぼ全員が長州力さんを応援してました。橋本さんが勝った瞬間、半径10m以内で飛び上がって喜んだのは、自分だけでした。…10m先に、もう1人飛び上がってた人、いましたけどね(笑)
元アメフト選手の辻君らしい、ジーンブラスター2発で、44歳の春を終わらせました。
NJC初優勝。この世代では一番乗りです。
そして…、憧れの人、内藤哲也さんの待つ、両国へ。
辻「俺が!新時代の象徴だ!。なあ…皆、その先にどんな景色が待ってるのか、一緒に歩いていこうぜ!」
もしかすると…もしかするかもしれない…両国は…、そう思う私は内藤さん推しです。
ファンになるなら今ですよ、辻君は。
追記
後藤さんが勝てなかったのは、たぶんYOSHI-HASHIの応援が足りなかったからだと…思う。
本当に…まじで…。