8月11日 G1 CLIMAX 33 7.23長野大会 | 岩丸の携帯日記

岩丸の携帯日記

CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

本当は本日、ロケの代打に出るはずでしたが…、

無くなりました。

無くなったので、進めます。

何を…、G1観戦ですよ。


7.23長野ビックハット

G1 CLIMAX.33、第6戦です。

CブロックとDブロックの3戦目です。


第1試合は、ここまで2連勝のザックと、ここまで2連敗のコグリン。

キャリアを考えれば、そりゃまぁ致し方ないのだけれども、初参戦のコグリンの仕事は、ここにコグリン有りという爪痕を残す事。


そういう意味では、ザックの関節技をパワーで尽く返して行くコグリンは、有り。

しかしながら、結果には届かず。


腕ひしぎ十字固めからの三角絞めで、ザックさん3連勝。

バックステージでも、コグリンを褒めてましたが、この日残ったのはザックさんの連勝が伸びた結果。


第2試合は、Cブロック公式戦。

共に1勝1敗同士のタマちゃんとマイキー・ニコルスの試合。

ヒールからベビーへの転向に成功したタマちゃんは、新日レギュラー外国人選手として…、いや野毛道場育ちなので新日の一員として、後は結果を出すだけ。


G1初参戦のマイキー・ニコルスは、キャリアとしては十分な実績があるので、後は参戦した爪痕をどれだけ残せるか…という話。


どれだけ、お客さんの心に届くのか…

この日、残ったのは、タマちゃんのガンスタンが凄いという結果だけ。


第3試合、Dブロックの公式戦。

こちらも1勝1敗同士の後藤さんとシェイン・ヘイストの試合。

これまた、シェイン・ヘイストもG1初参戦。

言わずもがな、開始と同時にフルスロットルで後藤さんに攻撃を畳み掛けるのは、やはり本人の立ち位置を自分なりに把握しているから。


ただ…多分…アクシデント。


脇腹を押さえて苦しそうにしている後藤さん、結果のみを優先し、後藤弐式での秒殺勝利。

シェイン、何も残せず…。


バックステージで後藤さん脇腹押さえて、「これでG1らしくなってきたな」…と。


過酷、怪我、アクシデント…

共に歩まなければいけないリーグ戦。



第4試合、Cブロック公式戦。

こちらも1勝1敗同士の戦い。

G1での結果が喉から手が出るほど欲しいHENAREと、憧れの日本のプロレスにどっぷり浸かりにきたエディ・キングストンの試合。


エディの右腕を攻めて、試合を自分のペースにすることに成功したHENAREさんですが…


右手が駄目なら左手で…

最後は…痛む右手の打撃で、エディが3カウント奪取。

実は、性格が物凄く良さそうな2人の戦い。


この日、残ったのは、HENAREまた駄目なのか…という空気。



第5試合は、Dブロック公式戦。

先日、矢野戦を楽しみにしてると言っていた内藤哲也さんが、その…矢野戦です。

個人的にも、楽しみにしてました。

後から入場の内藤さん…。

入場曲がなって、姿を表しても…、前に進まない。

進んだとしても、ゆっくり。

矢野さんが「早く!早く!」って、リングの上から催促しても、何か理由をつけて、進んでこない。


挙句の果てには、入場曲終わっちゃって、もう1回頭から流す。もう1回入場曲が流れたら、もう1回入場をやり直すって…

矢野さんの入場から内藤さんがリング上がるまで、実に10分かかってました。


始まったら始まったで、内藤さん丸め込みの連続で、短期勝負狙い。


場外のテーピングも、付き合って…


最後は、やはり丸め込み3カウント奪取。

いつもの内藤さんのバックステージです。


「矢野選手の、あの独特な世界観、俺は嫌いじゃないよ。確かに『この選手、何でG1にエントリーされてるのかな?』って、疑問に思う選手ではあるよ。

ただ、あの独特な世界観…俺は楽しみましたよ。」

「次戦は水曜日、後楽園ホールにて行なわれるシェイン・ヘイスト戦。『何でこの選手エントリーされてんのかな?』って思う選手の中の一人に…シェイン・ヘイストは入ってるよ。俺の中では、残念ながら入ってるよ。でも…そんな選手だからこそ、『ここで強烈なインパクトを残してやろう』って、意気込んでるはずなんでね。次戦、気を緩めることなく3勝目いただきますよ。」


この日、残ったのは、内藤さんのしたたかさ…ですかね。矢野さん、悔しいだろうなぁ…。



第6試合、Cブロック公式戦。

ゴツゴツのぶつかり合いのCブロックを象徴する、鷹木信悟さんと石井智宏さんの試合。

これ…メインで良いんじゃね、と個人的には思う試合。


正面からのぶつかり合い、好敵手、バチバチ。

しかも2人共に、ここまで勝ち星無しという状態。


勝負事っていうのは、残酷ですね。

どっちかが負けなきゃいけないという結末。


意地の張り合い、倒れない、倒れたって立ち上がる、カウント1で意地でも返す。


見ているこっちが身体の心配をしてしまうくらい…。

最後は、鷹木さんが時間ギリギリで勝負奪い取りました。


この日、残ったのは、実は…相思相愛という関係。

どこでだって、客が少ない会場だって、大きい舞台だって、あんたとならこんな試合が出来るという…。


第7試合セミファイナル、Dブロック公式戦。

棚橋さんとコブちゃんの試合。 

 

棚橋さんの初戦の、ザック相手の、普段見せない関節技での試合の組み立てを見て、今年の棚さんは面白いぞと…思ったのです。

でも、見てたら、一昔前のジャイアント・バーナードと棚さんの試合を思い出しました。


こっちじゃないんだけど…と。


最後は、コブちゃんの掟破りのスリングブレイドから、ツアー・オブ・ジ・アイランドで、3カウントを奪取。これ出されたら…もうね。

コブさん、バックステージ

「タナハシ、ありがとう、尊敬してるよ。それが今晩の試合を表す言葉だな。『リベンジ』じゃない。『尊敬』。タナハシ、アンタを尊敬している。

この団体が厳しい時を支えたこと、その熱心な働きぶりと耐えた苦しみのことを俺は知ってる。

 だが道を空けてくれて、UNITED EMPIREに荷を預けていいんだぜ。アンタは脇に寄って、ジェフ・コブが荷を背負う。」


この日、残ったのは、残酷な現実。

棚さん、そっちじゃないんだって…。



メインです。


Cブロック公式戦で、共に2連勝、しかもバレットクラブ同門対決。

デビッド・フィンレーとEVILさんの試合。


実は、そうとう期待してました、この試合。


どう…こちらの予想をうわまってくれるのか、どう裏切ってくれるのか…。


結論…。


いつもと一緒でした。


おいおい…期待し過ぎた自分が悪いのか?

予想の範囲内で、終わってしまった。


ずっと前から思ってた疑問。

はうす、おぶ、とーちゃぁーは、バレットクラブでいる意味があるのかね…。


いい加減…別れろよ。


と…思います。


外道「英語の判らない馬鹿どもに訳してやる!」

…多分、違う事、言ってますよね、外道さん。

 

…何か残ったかね、このメイン。




結果です。

 

Cブロック

3勝0敗、デビッド・フィンレー

2勝1敗、EVIL、エディ・キングストン、タマ・トンガ

1勝2敗、マイキー・ニコルズ、HENARE、鷹木慎吾

0勝3敗、石井智弘、

 

Dブロック

3勝0敗、ザック・セイバー・Jr、ジェフ・コブ

2勝1敗、内藤哲也、後藤洋央紀

1勝2敗、棚橋弘至、シェイン・ヘイスト

0勝3敗、矢野通、アレックス・コグリン



この日、何が最後に残ったかというと、リアル優勝決定戦を観戦するまでに、追いつくのは無理だって事実。…んだね。