5月29日 5.20後楽園ホール大会Bブロック BOSJ.30 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

続きです。

良い優勝決定戦でした。


5.21後楽園に戻ります。

Bブロックに行きます。

Bブロック公式戦、第2試合。

3勝4敗のクラーク・コナーズさんと2勝5敗の金丸義信さんの試合。


開幕ダッシュで、ノブさん格好いいぃぃとなってたけど、そこから続かなかった2勝5敗。

定番の膝攻めで行くも…コナーズのパワーに押される形で、コナーズ勝利。


バックステージのノブさん。

金丸「(ヒザに手を突いて、息を整えて…)こんなもんだよ。あぁ?」


…日程に、もうちょい余裕があれば。

ベテランの苦悩。



Bブロック公式戦、第4試合。

5勝2敗のマスター。ワトさんと1勝6敗のBUSHIさんの試合。


全く対象的な成績になってしまっている2人。

BUSHIさんの必殺技「MX」もフォールまでは、届かず…


これまた対象的に、これから大阪名物になる「通天閣ジャーマン」を完全にものにしたワトにゃん2敗キープし、Bブロックトップ戦線に踏みとどまる。



Bブロック公式戦、第6試合。

5勝2敗のロビー・イーグルスと、2勝5敗のダン・モロニーの試合。


これも対象的な成績となってますが、減量して今回初参戦のダン・モロニーさんは、ロビーさんには何か思い入れがあるらしく、心なしか意地が見えます。


それでも、いつも通りに、コツコツを追い詰めて行くロビーさん。


意地を見せるモロニーさん、詰めて行くロビーさん。



ロビーさん得意のアサイDDTを何と力づくで捕まえて、肩越し空中でクルッと回し、あの…例の…グシャっとするやつ


いい加減名前で呼びます。

ドリラキラーで、ロビーを…グシャっとします。

圧巻…。

グシャとされたロビー、敗北で3敗目。

ダン・モロニーさん、意地の3勝目ゲット。


ロビーさん、一歩後退…。



Bブロック公式戦、第8試合。

5勝2敗のYOH君と、3勝4敗のケビン・ナイトさんの試合。


リーグ戦の前半と後半とで、人が変わったかのように良くなったケビン…。自分だけですかね、そう思っているの…。

初々しい奴じゃのぉ…。

若いって素晴らしいのです。


逆に、憎々しくなって魅力が増したのが、YOH君。



きっちり仕留め、何やらケビンと内緒話。



何の話?

タッグ王座挑戦させろって話?


YOH「俺からね、一つ、提案があります。

ケビン・ナイト、CHAOSに来ないか?

俺からのラブコールです」

ラブコール来ましたぁ。


YOH君、2敗キープで大阪大会へ望みをつなげます。



そして、色々あった後楽園ホール大会。

やはり…これです。


メインBブロック公式戦。

5勝2敗のエル・デスペラードさんと、4勝3敗のフランシスコ・アキラ君。


持ち前の機動力を活かし、スピードで上回ろうとする、日本好きの母親にアキラと名付けられたイタリア人レスラー、フランシスコ・アキラ。


でもそこは、デスペさんの方が1枚も2枚も上手。

なんせ、悲願の初優勝がかかってます。

膝攻め、ラフ殺法、ペースを自分に戻します。


次第に動きが落ちて来ます、アキラ君。

膝を攻められて、スピードが落ちて、滿足に動き回る事も出来なくなります。


デスペさんのフィニッシュホールド、ヌメロ・ドスで捕獲。これで終了…。


と、思いきや…

ギブアップしないアキラ。

本当に、しない…。


アキラにはアキラの、今日を迎えた思いがあって、そう簡単には屈しない。

本当に、屈しない…。


なんせ、新日参戦のキッカケを作ったのは、当時のデスペ発言。全日本プロレスで世界ジュニアチャンプのアキラとやらせろ…と。


その後、アキラが新日に現れて、BOSJ参戦直訴。

あれから2年。


見かねたタッグパートナーのTJPが、タオルを投げ入れます。このままでは、アキラの体がヤバい。


タオルを受け取ったデスペ。…納得。


納得しない奴が、リングに1人だけいました。

アキラ、TJPの投げ入れたタオルを奪い取ります。

動けないのに…。


反撃するも、もう体が言う事をきかないアキラ。

付き合ってやるぜと、挑発するデスペ。

でも…ね。


再度、ヌメロ・ドスで捕獲。

こっちは、こっちで、デスペさんの意地。


ジ、エンド。



デスペさん、チャンピオン当時に好き勝手な事言って、色々実現しないまま、2年たった事を言います。


デスペ「少なくとも、名前を出した以上、俺はお前の事を覚えてたし、ずっと気にかけてた。

やってみてどうだよ、根性あんじゃんよ。

 だけど!俺はこの技で、何人からギブアップ取ってきたと思ってんだよ、ああ?

 俺がその技で勝った相手にも責任があるんだ、この技は。テメーがギブアップできねえ、ギブアップしねえ。ふざけんなよ、そんな技じゃねえんだよ。


 技いっぱいあるなあ、お前なあ。足も早えよ…おもしれえよ。」


「テメーなんかに負けるかよ。またいつでもやるぞ、かかってこい。」



「と、ご大層なこと並べてるが…、偉そうなこと言ってるが、『SUPER Jr.』1回も優勝したことなぁい。今年はしなきゃいけない…いい加減。

俺が見てる側だったら、俺に飽きちゃうぜ。色々変えるぞ。立場が変わった…ユニットが変わった、それだけかも知んないけど。でも、やってる事も、実は昔から変わんない。…強くなりたい、それだけです」


デスペラード「言いたいことは、リング上で言った通り。今も昔もこれからも、やりてぇことは『強くなりてぇ』『カッコよくなりてぇ』、それだけだ。

『カッコよくなりてぇ』ってのは、そうでもなかったかな。ていうか…リング上でカッコよく映るヤツっていうのは、一生懸命やってる奴じゃん?

だったら、(※自分の顔を指差して)ブサイクでもカッコいいはずだ」
 
「(アキラに対し)お前も、こっからやることあんだろ。『BEST OF THE SUPER Jr』だけじゃねぇぞ。公式戦と名がつかない、シリーズの8人、6人とか、いっぱいあるよなぁ? そこで当たることもあんだろう。…気ぃ抜くなよ? 俺は先シリーズ、とんでもない男を相手に1シリーズ2シリーズ、アメリカまで渡って、ずーっとやってたんだ。

アゴ回したところで、俺の心が折れるかバカタレ!」



ここまでの、中継だけでも満足だったのですが…

後配信のアキラのバックステージ…

 
アキラ

「何を…何をコメントすれば良い?

…何を、何をコメントすれば良い?


俺は今日、世界を驚かせるつもりだと言ったけれど、できなかった。何をコメントできるって言うんだ? 



 
「…2年、2年間だ。夢のようだと思わないか? 

2年前、俺がまだ全日本にいた時に、お前はTwitterで俺の名前を出した。試合をする日が、いつか実現するかもしれないと思わせてくれた…。

そして2年後、2年を経て、たくさんの人が見ている中で夢は現実となった。たくさんの人が家でも見ている。夢は実現する。俺が持つような夢も実現する。

コーラクエンホールのおかげだ。

対戦に感謝する。

だが次は、次こそぶっ潰してやる!」
 

 
TJP「オイ、世界を驚かせるつもりだったって?

お前は、やったよ。凄いものを皆に見せたじゃないか。凄いものを見せても、結果が伴わないことだってある。覚えておけ…、お前は一人にしか過ぎないが、唯一の存在だ。例え出来ない事があったとしても、大事な事を成すことは出来る。そして、その成せる事こそ、お前がやるべきことだ。

そして今晩、オマエはやるべきことをやった。分かったか?」


んあんだ、この義兄弟。

見ているこっちが泣きそうだ…。


若者の未来は、いつだって明るいのだ。



Bブロックの結果です。


6勝2敗、エル・デスペラード、YOH、マスター・ワト

5勝3敗、ロビー・イーグルス

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4勝4敗、フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズ

3勝5敗、ダン・モロニー、ケビン・ナイト

2勝6敗、金丸義信、

1勝7敗、BUSHI


デスペさんは、ロビーさんとの直接対決。

YOH君の相手は、曲者の金丸義信さん。

ワト君は、好調のケビン君。


いざ、大阪大会リーグ戦最終大会へ。