4月09日 4.8 SAKURA GENESIS 2023両国、遠回りのIWGP | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

さぁ、SANADAさんが初戴冠する瞬間を見ようとしてたら…CSテレ朝の中継のみ…。

じゃあ、せめてワールドでPPVやれよと不満タラタラ。CSの放送のみって、どんだけ時代錯誤なんだよ…と思っていたら、急遽のメインのみワールド配信。

ハメたな…新日め…。

 

 

SANADAさん新日初登場は、7年前の春の…ここ両国大会。

4人目のロスインゴのメンバーとして、NJC優勝した内藤のIWGP挑戦の試合に乱入し、オカダの防衛を阻止し、内藤さんのIWGP初戴冠に貢献しました。

その時、SANADAさん28歳。

 

IWGPヘビー級に初めて挑戦したのは、5年前の大阪。

相手は、オカダ君。

2018.2.10、2019.5.4、2019.10.14、全てオカダ君に挑戦するも、届かず…。その間に、NJC準優勝1回。G1準優勝1回。2019年のNJC決勝戦の相手は、ここでもオカダ君。

ようやく手に入れたUSのシングルベルトも自身の欠場で、防衛戦せずに返還。

 

 

シングルで結果を出しそうになると、立ちはだかるのは、いつも同い年のオカダ君。

 

そのオカダ君に、SANADAさんに「ライバル」って言ってもらえたのが嬉しいと言わしめ、次こそは次こそは…と、早7年目。

 

 

新日の入門テストに落ちた2005年、1人入門テストに受かったのは、内藤哲也。

 

武藤塾の第1期生になったのは、その翌年。

武藤塾同期は、BUSHIさん。

 

その翌年、武藤体制の全日本プロレスでデビュー。

デビュー2か月で初タイトルを奪取し、将来を期待され活躍するも、武藤さんの全日退団と共に6年間の全日生活を終え、その武藤さんの後を追うも無期限の米国修行を通達されたのが、2014年。

そのアメリカでのフリー時代にタッグを組んでいたのが、元ロスインゴのEVIL。

 

帰国し、ロスインゴの4人目のパレハとして現れたのが、2016年。

 

 

ライバルと言いながら、ずっとシングル戦線で立ちはだかるオカダ君。

タッグで成績は残すものの、シングルでは振るわない。

 

レスリング技術は、誰もが認めるレベル。自分のスタイルを貫き、頭から落とすプロレスをしない。ヒールだったロスインゴに加入してから、ずっと寡黙なキャラを通している。

 

結果が出なかった先に、後輩からの追い上げも出てきた。それは、スランプと呼ばれる。

選んだ選択肢は、ロスインゴからの脱退と自分のスタイルを一度捨てる。選んだ先は、全日つながりのタイチが立ち上げたユニット。キャラも、ごくごく自然に見えるスタイルへ。

 

NJCを初めて制覇し、プロレスに興味を持ち始めた頃に抱いた夢のIWGPへ、4度目の挑戦。

 

 

新日の絶対王者・オカダ君からの完全なピンフォール勝ちは、ファンだったら誰もが想像し、誰もが心待ちにしていた風景。

 

これだけ嫌われてないキャラは、珍しい。

そう、思います。

 

問題は、ここから…。

 

さぁ、一発目の防衛戦相手は、誰っ?

 

IWGP USのからみで言うと棚橋さんだけど、この間オカダ君に敗れたばかりだし、もう1人のUSからみのオスプレイは、怪我で欠場中。海野・成田は、他で物語作成中で忙しいし…、後藤さんはタッグ中だし、Oカーンは英国のベルト持ってるし、ロスインゴから鷹木さんかというと、この間挑戦したばかりだし…

 

やばっ…、来年のドームまで取って置いて欲しいカードしか思い浮かばない…と、思ったら…

 

 

その手を使うか!…と、ヒロムちゃん登場。

そうか、その手があったかと…。

 

 

でも…こっちは、とっておいて欲しかった…。

 

 

ノブさんIWGP Jr 挑戦は…、もうちょっと取っておいて欲しかった…。

2年連続でスーパージュニアでヒロムちゃんに土つけて、もう逃げるなよ…でタイトル挑戦。なるかジュニアのグランドスラムって、長年プロレスを見続けてる者にとっては、こんなにテンションあがる形は無いのだけれど…。

 

まぁ、成り行きを見守りましょ…。

 

 

とりあえず、SANADAさんの初戴冠をずっと待ってました。

 

ロスインゴを離れてしまったのは寂しいし、もうColdSukllのTシャツを着る機会が無いのは残念ですが、貴方の戴冠は、ずっと心待ちにしてました。

 

ここまでの遠回りは、全てここから先の為だったのですね。

 

 

おめでとうございます。

 

来年のドームまで、防衛し続けて下さい。

 

そして…

 

「組むのは、もういいや。対角に立ちたい相手だよ」と12年前に言わしめた相手、内藤さんとのドームでのIWGP戦を、これから夢見ます。